本園の特徴

(保育理念)
子ども一人ひとりを尊重し慈しみ、子どもの最善の利益を守り、保護者、地域とともに子育てができる保育園を目指す。

(保育方針)
豊かな自然の中で様々な体験を通して感性を高め、生き抜く力を育てる保育。命を大切に、相手の痛みに共感し、解決に向かうやさしい心を育てる保育。

(地域に根ざした保育園)
①地域との交流・連携
未就園児との交流(年9回)、園庭開放(年15回)、おらが庵のお年寄りとの交流、ひだまりセンターの方との交流(花植え、草取り、球根植え等)、公民館文化展への作品出展、いきいき年輪の集い参加(2年に1回)、中学生家庭科学習での受け入れ、中学生職場体験受入れ、ボランティアの受け入れ。
②地域の方の協力による交通安全教室
③日々の散歩、登降園に会話やあいさつをする。

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自然の中の多様なテーマ

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

土 水 人・地域 次は誰が入る?!泥んこプール!

2024年7月5日

テーマ:
土/水/人・地域
年 齢:
5歳児
ねらい:
・砂や泥に親しみ、性質を知る。
・友達と一緒に作り上げることを楽しむ。

活動内容

ぐんっと気温が上がった6月中旬。信濃町でも泥んこ遊びがスタートしました。

 

久しぶりの泥遊びに勢いよく飛び出していく子どもたち。裸足で遊ぶ感覚に少し戸惑いをみせる子もいましたが、「こっちは冷たくて気持ちいい」「こっちはあっつい!やけどする」と温度や触感に気づきながら楽しむ姿がありました。

泥だんごづくり、お店屋さんごっこ、工事ごっこに川づくりと泥や砂での遊びは無限大!

1つの遊びに没頭する子もいれば、いろいろな遊びに興味をもって遊びを転々とする子もいます。

そんな中、砂遊びの時から穴掘りを行っていた数人の男の子たち。

隣で他クラスの子が温泉をつくっていたため、みんなも温泉つくっているの?と保育士が尋ねると「ううん、プールだよ!」という応えが✨

「冷たいからプールなんだよ」と温泉ではなくプールの理由も教えてくれました。

もっと深く、もっと深く、途中で水を入れながらさらに掘り続けます。

掘り終えたらクラスの友達全員を呼んで、みんなでダーイブ!!!

「次入りたいひとー?」と声を掛け合いながら泥んこプールへの飛び込みを楽しんでいました♪

 

とってもいい表情ですね😁

子ども達のきづき

連日プールづくりに熱中していた子どもたち。穴を掘る人、水を汲む人と分担して作業(本当に工事現場のようです)を行っています。

「水もってきたから入れるよー!」と汲んできた水を穴に入れようとすると・・・1人の男の子から「まだ水入れないで」という声が。

「水入れると固まっちゃうんだよ」と掘りにくくなってしまうということを発見していたようです。

この出来事があった日の前日。水がなくなったところを触ってみると「ぺたぺたする!」「変なの!」と不思議な感触に面白さを感じている様子の子ども達。

「水のせいでかたまってるんじゃない?」「水入れると固くなるのか」

「土が硬くなってから掘るのは大変だね」「じゃあ最後に水入れようよ」

という一連のやりとりをしっかりと覚えていて「まだ水入れないで」という願いを友だちに発したようです。

発見したことを次の日の遊びに活かす、子ども達は日々学んでいるのだなと改めて驚かされました。

その後数日間は同じ場所に穴を掘り、水を入れ、飛び込むという遊びを楽しむと、次は別のところに工事現場は移動。

もともと女の子たちが「温泉!」と水に入ってまったりしていた場所を拡大するようです!

穴を掘ってから水を入れるという工程にこだわっていた子ども達ですが、場所を移動すると「水入れていいよ!」と最初から水を入れ始めました!?

今度は水入れていいの?と保育士が尋ねると「ここはAちゃん入ってるからいいの」と水に入って遊んでいたお友達を気にかけながら掘ろうとしていたことが分かりました✨

経験してきたことを活かして自分のやりたいことを追求するだけでなく、周りの環境など友だちの存在も意識しながら遊ぶ、心の成長を感じました💖

現在は水遊びが中心ですが、継続して泥んこプール作りを楽しんだり砂場に川をつくりため池にしたり、迷路をつくったり!?と複数人のチームになって(自然と)泥んこ遊びを楽しんでいる子どもたちです。泥は固まるという発見を活かして泥だんごづくりも楽しんでいますよ♪

事例に対する保育者の思い

「僕も一緒に掘りたい!」「僕も!」と遊びの輪が広がり、「こうしたら?」「やってみようよ!」とどんどん発展していった泥んこプールづくり。完成したものを友だちと共有したい!という気持ちも高まり、クラス全員での遊びへと広がっていきました。

砂や水などの決まった形がないものから何かを作り出し、そのイメージを友だちとも共有して作っていく。簡単そうに見えてとても難易度の高いことですよね。

自分で考えて、やってみて、失敗や発見をする、自然物との関わりや直接体験だからこそ生まれる気づきを大切にしていきたいなと思います。

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ

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