・天候に関係なく園外に出かけ、周囲の自然や人と関わる。
・自然に囲まれた環境を活かし、動植物に親しむ。
・中山間地の小規模園ならではの特徴を生かし、異年齢でかかわりながら自然に触れ、遊びに発展させる。
2024年6月28日
予報通りの雨降り。登園するときには自分で傘を差しながら、嬉しそうに歩く様子が多く見られました。
朝の支度が終わると、「きょう、かっぱきてそとでたいな」という(保育者も待っていた)発言が早速出ました!自分たちで準備をして、園庭へでました。
<2歳児>
傘を差し、長靴を履いて園庭へ
園庭をぐるっと一回りしたり、花壇のお花をみたりしていました。何よりも傘を差していることがうれしくて仕方ない様子です。
ずっと持っているとちょっと重たくなってきたようですが、終始笑顔のひよこ組さんでした。
<4・5歳児>
自分で合羽を着て、園庭へ。出るとまずは走って築山の上まで駆け上っていくぱんだ組さん。
雨の重みで下がってきた日よけのロープを捕まえてみたり、日よけの下に入ってみたり・・水が落ちてくるのを「きゃ~」と歓声をあげながら楽しんでいました。
カエルさがしや畑の観察等、普段していることでも雨の中だとまた違った気分になるようです。
雨に濡れたところが触ると冷たかったり、自分の手も濡れたり・・。花壇では「うさぎさんのおはなあったよ~」と見せてくれました。(発見できて、得意気です♪)
傘の透明な部分からそっちが見えるよ~と傘越しに覗く姿もありました。
畑を見に行った年中さん。「おっきいきゅうりあるよ!」とみんなに教えてくれ、2本収穫できました。自分ではさみを持ちに行き、そっときゅうりを持ち上げて切っていました。
「カエルさがそう!」と声を掛け合い、園庭中を探しましたが、今日は発見できず・・あれれ??となっていました。
日よけの下に入ると水が落ちてくることが面白く、歩いて入ったり、”ぽっくり”で入ったり、水がたくさん落ちてくることを期待していました。
雨降りの日はその時にしかできない楽しみ方があり、そこを存分に楽しめることを大切にしています。
2歳児さんは”自分の傘”がうれしくてたまらない気持ちで園庭に出ました。途中で「かさおもたいねぇ」と言う場面もあり、今度は合羽きてみると、また違う気分が味わえるかな、と思っています。
4・5歳児さんは合羽を着ると雨でも濡れない!(最後は大分濡れますが)とやる気満々で走り出す様子が素敵でした。今日はカエルを捕まえることはできませんでしたが、今後カエル池を作ったりしていく中でまた発見があるといいなと思います。