御伽草子の一つ「ものぐさ太郎」の伝承地である新村地区は、松本市のほぼ中央に位置し、広大な田園地帯に囲まれたのどかで穏やかな地域です。
新村保育園の広い園庭には、立派な樹木が生い茂り、春は満開の桜、夏は心地よい日陰、秋は紅葉を楽しませてくれます。
樹木の下では、木の実でのごっこ遊びを楽しむ姿や、虫を見つけて観察する探求心旺盛な子どもたちの姿が見られます。
園庭にある畑ではトマトやカボチャなどの野菜を育てて収穫を楽しみます。収穫した野菜を給食で味わうことで食への関心が高まり、食事を作ってくださる方への感謝の気持ちも育ちます。
園周辺には、松本大学、ものぐさ公園、小野神社、岩崎神社などがあり、散歩先では四季折々の草花や小動物に触れることができます。また、近くを通る上高地線の電車を見たり、牛や山羊にも出あうこともできます。
地域の方には、毎年「ふれあい農園」に誘っていただき、さつまいもや枝豆、トウモロコシなどの種まき、苗植えと収穫体験をさせていただいています。両手いっぱいの野菜のお土産を持ち帰り、園の給食で味わっています。
松本大学の学生さんとの交流もあり、子どもたちは優しいお兄さんやお姉さんと触れ合うことを楽しみにしています。
地域の方に見守られ、穏やかで自然豊かな新村地区で心も体ものびのび育つ子どもたちです。
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