西春近南保育園は伊那市の南西部に位置し、田畑や果樹園に囲まれ四季を感じながら散歩をしたり、
地域の方にはリンゴや大根の収穫体験をさせていただいたりしています。
園庭近くの畑を地域の方からお借りし、年長児が中心となってジャガイモ、サツマイモ、キュウリ、トマト、ナスなどを育て、
収穫した野菜を使ったクッキングも計画し食育にも取り組んでいます。

保育園の園庭は、築山や冷たい水が流れる水路など地形を生かした環境となっています。
せせらぎ水路や水路周りの草むらでは虫探しや水遊び、築山では冬場のそり滑り、赤土山では泥んこ滑りや泥だんご作り、草花を使ったごちそう作りなど
年間を通してさまざまな遊びが展開されています。

未満児から年長児まで年齢の枠を超えて一緒に遊び、真似たり教えたりといった子ども同士が関わる姿も見られます。
戸外での遊びや活動を中心とした体験の中で生まれる「不思議がる」「知りたがる」「試してみたがる」など子どもたちの思いを大事にしながら、
さらに「考える」「工夫する」「協力する」といった子どもたちの力を育んでいく保育を目指しています。