2024年11月25日

テーマ：

土／植物・生物／人・地域

年　齢：

5歳児

ねらい：

・安全に遊ぶための約束を知る。
・遊び場を提供してくださった地域の方に親しみを持ち、感謝を伝える。

保育園の近くにある小さな山を、園児の遊び場として地元関係者の皆さんが整備してくださいました。「近くに子どもたちが安全に遊べる山があれば」という園の要望を聞いた龍江地域づくり委員会の宮脇会長さんが、土地所有者の３人と園を橋渡ししてくれ、それぞれの承諾を得て山を園に紹介してくれました。

山頂からは竜東、竜西が一望でき、クヌギ林を周回しいろいろな遊びが楽しめる広場になっています。クヌギ林と畑の一部を開放してくれた松下さんが仕事の合間に整備して安全に遊べるようになり、まずは、年長児が山に遊びに出かけていきました。

地域づくり委員会の宮脇会長さんも、現地で待っていてくださり、子どもたちは「ありがとうございました。」と大きな声でお礼を伝えました。

急な山道も子どもたちはキノコやドングリを見つけて楽しみながら登っていきます。

山道を登っていくとこんなふうに開けて、遠くまでよく見え、子どもたちも思わず「ヤッホー！！」

山道を登りきると広場があり、ここでは遊ぶ時のお約束を聞きました。

こんなに険しい山道も子どもたちは平気で駆け上がっていきます。

木が倒れたところもありますが、逞しく歩く姿も見られました。

「大物がつれたよ～～」ロープもツルも子どもたちは何でも遊びの道具になります。

みんなで大きな円になってお話もしてきました。

「これからいっぱい遊んでね。」

・道のないところを探検するのが楽しかった。

・ドングリやキノコを見つけたよ。

・坂道だったけど登れた。

・釣りごっこがおもしろかった。

・もっと探検したかった。

・滑ったり登ったりするのが楽しかった。

・遠くに向かって叫ぶのが楽しかった。

・「子どもたちが思い切り自然の中で遊ぶ経験がしたい」と願い、龍江地区で遊べる場所を探していたところ、地域づくりの会長さんが「良いところがあるから子どもたちが安全に遊べるように皆で場所を整えるよ。」と紹介してくださったご厚意がとてもありがたいと思ったと共に、龍江の子どもたちは幸せだと感じた。

初めて遊びに行った年長児も「楽しかった。」「もっと遊びたかった。」と次々に声があがり、子どもたちが山の呼称を考え合い「たんけんやま」と名前をつけた。園からも近く、年少児も未満児も遊びに行ける場所であり、これからもいろいろな遊びが広がりそうで楽しみである。

・龍江の中のすてきな場所を探し求めていたので、この「たんけんやま」で楽しく遊んだという思い出が、大きくなった子どもたちの中にも記憶として残り、将来の龍江を支えてくれることを願っている。

・地域の皆様に感謝し、大切に使いながら、これからもたくさん遊んでいきたいと思う。