本園の特徴

<保育理念>
 川路の自然や文化的、歴史的な環境の中で、子どもの伸びる力を助け、日々をよく生き、未来を作り出すことのできる子どもを育てます。

<保育目標>
 ・健康で心豊かな子ども
 ・よく見よく聞きよく考える子ども
 ・たくましくやり抜く子ども

1 基本的生活習慣を身につけ、心地よい生活を送る。
 (食事、排泄、着脱、睡眠)
2 地域の自然の中であそび、心身ともに健やかに育つ。
 (散歩、遠足、家族ハイキング、かわらんべ、神社、学有林)
3 地域との交流
 (未就園児交流、小学校との交流、中高ボランティアの受け入れ、デイサービス、ハートヒル、宅老所あやめ交流、桃狩り、文化祭運動会参加、天竜峡お花まつり、エコ活動)
4 食育食農活動
 (園の畑、JAとの協働・・・田んぼ、支援米発送、じゃがいも作り)

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自然の中の多様なテーマ

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

植物・生物 人・地域 知っているトコロだらけの遠足!

2024年11月5日

テーマ:
植物・生物/人・地域
年 齢:
3~5歳児
ねらい:
・自分の足で地域を歩き、自分の目や耳や鼻など五感で川路を感じる。

活動内容

自分たちの足で、自分たちの住んでいる川路地区を知ってほしいと願い、今年の遠足は「天竜峡そらさんぽ」に行きました。

 

知っている道や、自分の家の近くになると「ここはじいちゃんの家。」「ここはねお芋屋さん。」「こっちは○○ちゃんの家。」と自分の知っている知識を総動員して教えてくれます。

少し前に交通安全教室を行ったので、そのときのことを思い出して道を渡るときもしっかり手を挙げて安全に渡ります。

なかなか距離のある道のりでしたが、子ども達の知っている道や場所なので、おしゃべりをしながらどんどん歩き、思った以上に早く到着しました。

 

「ここ来た事あるー」「知ってる!」と着いた途端の声。芝生には芝刈り機が稼働しており「芝刈り君」「かわいい」と人気を集めていました。

遊歩道に入り、異年齢チームごとに散策をしました。

道中「🍓チームはいい匂いのするもの」「🍈チームはチクチクするもの」「🍌チームはギザギザしたもの」というお題を探しながら歩きました。

友だちと匂ってみたり触ってみたり見比べたりしながら探す事や発見を楽しみました。

「キノコだ」「見て、どんぐりいっぱい」と子ども達の発見の目は凄い!

そして子ども達がもう一つ気になったのが、地図でした。

「ここはどこ?」「この橋はどこにあるの?」「行ってみたいねえ」「ここはジュース飲むところだに、きっと」(展望台です、双眼鏡を覗くピクトグラムが表示されていました。ジュースを飲んでいるように見えたのでしょう(笑))

 

そろそろ、お腹がすいてきて・・・お家の方の手作り弁当を広げてお昼です。

「おいしい~」「見て、ぼくのお弁当。」皆、自慢のお弁当をあっという間にたいらげてしまいました。

午後は、”天竜峡大橋そらさんぽ”を渡りました。

観光客の方も大勢来ていらして「かわいいね」「保育園の人?」と声をかけて下さいました。出会った方に挨拶したり、お互いが気持ちよく渡れるように端を歩く事も公共の場で学ぶ大事なマナー。

「亀がいるよ(石です)」「この川は、どこまでいくの?」電車の時間に合わせたので、丁度電車が通るのを見ることができました。

電車を上から見る機会がほとんどないので、驚いていました。

帰り道は「きっと疲れるだろう」と予想していましたが・・・子ども達は「あ、カマキリ!」とカマキリを見つけた時の素早さ、大人の方が「疲れたね~」と弱音を吐くとサラッと手を引いてくれる優しさを見せてくれました。

今年の秋の遠足、子ども達の心身のパワーがたくさん発揮された散歩でした。

 

 

子ども達のきづき

・「ここ知ってる」「ここの道行くと、○○くんの家」「こっちは△△くんの家があるんな」と自分の知っている事を道中ずっと話してくれていました。

・「こっちの道行くと、温泉のあるとこだに」「ここのね、芝生とか木、確かパパが植えたっていっとった」そらさんぽに行っても知っていることや「これ、キノコがあった」「赤い実がなってるに」「いい棒見つけた」自分の発見をお話ししてくれました。

事例に対する保育者の思い

・地域の中でも、ちょっと距離がある所だとなかなか行くことができません。秋の遠足は、子ども達の体も成長してきている為、「地域を歩いて知って欲しい」と願って距離のある『そらさんぽ』を候補地にしました。体力的にも成長していますが、自分達が日常車に乗って通っている道路や自分の家など、知っている場所を歩く事は、子ども達にとって気持ちも上がりパワーが出ることを感じました。

・そらさんぽには遊具があるわけではないので、子ども達がどれだけ遊べるのか満足感を感じられるのか、正直心配なところもありました。しかし、遊歩道の中で子ども達は、自身で発見した喜びや森林の中を探検する楽しみが膨らみ、地図に興味を持ったりと、「もっと居たかった」「探検したかった」と言うほど楽しんでいました。自然の中は無限大の楽しみがあり、それを子ども自身で見つけていくことができる力が培われていることを感じました。

・道中出会う地域の方、そらさんぽで出会った観光客の方、皆さんが子ども達を温かく見守り声をかけて下さいました。このような地域で過ごせる事を、本当に有難く感謝するばかりでした。

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
ホームページ
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ

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