本園の特徴

<保育理念>
 川路の自然や文化的、歴史的な環境の中で、子どもの伸びる力を助け、日々をよく生き、未来を作り出すことのできる子どもを育てます。

<保育目標>
 ・健康で心豊かな子ども
 ・よく見よく聞きよく考える子ども
 ・たくましくやり抜く子ども

1 基本的生活習慣を身につけ、心地よい生活を送る。
 (食事、排泄、着脱、睡眠)
2 地域の自然の中であそび、心身ともに健やかに育つ。
 (散歩、遠足、家族ハイキング、かわらんべ、神社、学有林)
3 地域との交流
 (未就園児交流、小学校との交流、中高ボランティアの受け入れ、デイサービス、ハートヒル、宅老所あやめ交流、桃狩り、文化祭運動会参加、天竜峡お花まつり、エコ活動)
4 食育食農活動
 (園の畑、JAとの協働・・・田んぼ、支援米発送、じゃがいも作り)

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自然の中の多様なテーマ

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

植物・生物 空・天気 人・地域 大豆の種?豆?蒔き

2024年7月5日

テーマ:
植物・生物/空・天気/人・地域
年 齢:
5歳時
ねらい:
・大豆の種蒔きをし、大豆に興味を持つ。

活動内容

田んぼ活動でお世話になっている関島さんから「大豆を蒔いてみないかな?」とお誘いを受け、年長児が体験しました。

関島さんが、大豆の種を見せてくれました。年長児は、興味津々で覗き込みます。

「土に穴を開けてあるから11つの穴に2粒ずつ入れるんだぞ」と・・・「2粒」大事なポイントです。 「入れたらな、そ~っと土をかけてやってくれな」「水はな、明日雨が降る予報だで、今日はやらんくても大丈夫だでな」と、教えて下さいました。

「子ども達が蒔きやすいように」と、広告で小さな箱を作って1人分ずつ分けてくれてありました。このお心遣いが有り難いです。

畑には関島さんお手製の穴あけ機で、等間隔に穴が空いていました。 さあ、大豆の種まきスタートです。

友だちと一緒に蒔いたり

一人で黙々と蒔いたりしていました。子ども達の表情は、とても真剣で手元の大豆と畑の穴に視線が集中していました。「こんな広い畑で、大丈夫だろうか?」という保育士の予想を裏切り、用意してもらっていた大豆は、あっという間に蒔き終わってしまいました。

蒔いた後は、丁寧に土の布団をかけていました。

自分達の蒔いた後は、踏まないように気をつけて端っこを歩いていました。 関島さんにお礼を言って、また見に来ることを楽しみに帰路につきました。

大豆畑の横には、『麦畑』がありました。「これがパンになるの?」「え?お菓子にもなるの?」と子ども達は半信半疑の様子でした。お米や稲穂は見たことがあるけれど、小麦は初めて目にする子も多かったです・・・保育士も。 保育園に戻り、その日の給食の献立は「厚揚げの味噌煮」でした。担任保育士が「これ(厚揚げ、味噌)も大豆から出来ているんだよ」と「え?」とまたまた半信半疑で、おかわりをして食べていました。

後日、身近に大豆の生長が感じられるように、と頂いてきていた『大豆』をポットに蒔きました。年長さんが蒔き方を伝授してくれました。「1つの穴に2粒ずつ!」

教えてもらった事を気にしながら「1、2・・・」と2粒を数えて蒔き、そっと土を被せていました。 これから大豆畑と共に、生長を楽しみにしたいと思います。

子ども達のきづき

大豆を蒔き終わり、集合の声がかかってもなかなか集まらないお友だちがいました。「何してるの?」と尋ねると「宝物がいっぱい落ちているんだよ」と、とても小さなまん丸い黒い塊が落ちていました。土をジッと凝視して探して拾っていました。

「これってお米?」、麦を採らせてもらうと、直ぐに剥きだした子どもがいました。中から出てきた小さな粒を見て言った一言です。5月に田植えも体験しているので、お米の生長を待って見比べたいと思います。

種まきの後のひと休み・・・チューチューアイスで「おつかれ〜!」。木陰に入り「あ〜きもちいい!」とアイスの冷たさと木陰の涼しさを感じて出て一言でした。

事例に対する保育者の思い

・田んぼ活動でお世話になっている関島さんは、いろいろな視点から「農業を通して子ども達に楽しい学びを〜」と提案して下さいます。大豆作りいいなあ、と思ってはいても保育士だけでは、なかなか取り組むことが難しい状況です。地域の方が、背中を押したり手を引いて下さったりすることで、子ども達は多くの幅広い体験とそこから学びが出来ることに、毎回感謝を感じます。

・長い距離を歩いた後の農作業体験では、子ども達の集中力も短いかもしれない、と予想していましたが、子ども達は真剣に話を聞き「1つの穴に2粒」をちゃんと意識して蒔いていました。自分の箱に1粒だけになってしまうと「1個になっちゃった」「誰か1個の人、おらん?」と友たちに声をかけ、「2粒」にして蒔いてから土を被せていました。最後にどうしても1粒余って困ってしまうと、関島さんが「いいわ、いいわ、3粒になったって!」と笑いながら仰ってくれました。自然と数を意識したり、逆にきっちりでなくても大丈夫!というゆとりが、子ども達に自信ややる気を起こさせてくれる1つなのかな、と感じました。

・年長児が体験に出かけている間、お留守番を頼まれた年中児が、年長児の当番活動をしたり「年長さんの帰りは遅いから」と給食の準備をしてくれたりしていました。年中児の気持ちの育ちややる気も刺激してくれた大豆の種まきでした。

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
ホームページ
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ

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