令和2年度に職員全員で協議を行い見直しを行った保育目標です。職員達の思いがたくさん詰まっています。
<保育目標>
「笑顔あふれる保育園」~遊びに挑戦する子どもたち~ として戸外遊びに力を入れています。
<めざす子ども像>
1,保育者が子ども達や保護者に寄り添う事で、みんなの笑顔を引き出し、安心できる保育園を目指す
2,遊びを中心に据えて、自ら工夫し遊び込める子どもにすることで、友だちとのコミュニケーション力を育て、将来に生きる力を育成していく
3,保育者同士の連携と研修、保育のゆとりを大事にし、気楽に話せる雰囲気をつくり一丸となって取り組める保育園つくりをする
どんな”あおきっ子たちの姿”があるのかをご紹介したいと思います。
〇体力づくりの一環として、村内”お散歩マップ”をつくり青木村の史跡めぐりをしています。青木村保育園の周辺には神社、お寺、
道祖神、公園など遊び体験満載のスポットが沢山あります。
〇保育園の目の前にある”あおきっ子広場”では週に2回出掛けて行き、自然体験活動を継続しています。
〇近くにある特養デイサービスセンターとの交流、高齢者体育祭参加、村のヤンレいきいやしょ運動会参加、大学生・短大生との交
流、小学校、中学校との交流、畑づくり、村の夏祭り参加など地域との交流を大事にしています。
〇祖父母の皆様のお力を借りながら、太鼓・お正月あそび・おもちつき・まゆだま作りなど郷土の伝承遊びを取り入れています。
〇春と秋のお楽しみ会行事へのお誘いや園開放をとおして未就園児との交流を行っています。
〇保小中一貫教育をとおして連携を大事にした活動を取り入れています。
2024年7月9日
ある雨の降った次の日、お部屋から一番近くの土の上に雨水が溜まっていました。
年少組の子どもたちは登園中、「楽しそうなところがある」とワクワクしながらクラスに来たり、
「入っちゃえ!」と登園時にその中を歩いてきたり(^^♪
いざ、お仕度をして園庭に出ると、一目散にその泥の中へ!!!
「うわー!気持ちいい!」「うわー!どろどろで気持ち悪い!」「コーヒーみたい!」「うんちみたい~」
いろんな声が聞こえてきました。
全身を使って中に入ってみる、スコップを取りに行き掘ってみる、バケツやお皿に集めてみる、
それぞれが自分のやり方で楽しみます。
園庭には砂場だけでなく、子どもたちにとって魅力的な場所は他にもたくさんあります。
それぞれがお気に入りの場所や、「今日はここで遊びたいなぁ」という場所で、
じっくりと砂や水、泥の研究をしています。
そして、「お料理してるの~」「おいしそうでしょ」「どうぞ」
草花を混ぜて、自然のおままごとが始まったり、
「ここにはくまのお客さんもいるんだよ♪」お店屋さんになったり、
「ここは工事中です」と道路を作ってみたり、
川に型をたくさん浮かべて「海みたい!」
「列車が通ります~」「橋がないから渡れない、橋はどうやって作ったらいいかな」
気温が高く乾燥した園庭に水を撒いていると・・・
「きゃー!」水の下に全力で走って行って浴びたい子どももいます。
水の気持ちよさにも気づきます。
園庭にはもちろん遊具もあります。「風が気持ちいい~」
シーソーでは「お尻がふわっとする!」
「これはママにプレゼント♡」
遊びもどんどん広がっていきます!
みんな夢中で遊んで、園庭が大好きになった年少組の子どもたちです。
ここ数日は「カエルさんも捕まえちゃうぞ」「カエルさんのプール!」
生き物への興味も出てきました!
「なにこれ!あふれてきた~」
バケツに入れた泥を上からスコップで押してみると…
「甘いカレーと辛いカレーをつくったの」
と土と泥の違いを使い分けて遊んだり、
「みてみて!!」「土を掘ってみたら途中で色が変わってる!!」
地層のようになっている土を発見。
「白い土と、黒い土と、茶色の土があった」
「ここにはサラサラの土があるよ」
道具の置いてある倉庫には砂場とは違った土がありました。
他にも場所によって土の状態が違うので、遊ぶところは様々です。
中には泥ではなく透き通った透明の水で遊びたいお友達も。
テラスにタライを用意してみました。
ペットボトルに水を入れて眺めたり、
そのままひっくり返してみると「きれい!」水のきれいさにうっとり(^^)
触り心地だけでなく、匂いを確かめる姿もありました。
五感を使って確かめ、研究し、発見を共有する子どもたちです。
園庭は子どもたちにとって一番身近な自然のある遊び場。
年少組に入園して初めての保育園という子どもたち、進級して新しいクラス・担任になった子どもたち。
この身近な遊び場で、お友達や保育士と楽しい経験をたくさんして「保育園にきたい」「お友達と遊びたい」と思ってほしいなと思い始まった4月。
徐々に保育士や友だちと楽しさや発見を分かち合い、一緒に遊ぶことの楽しさにも気づいてきました。
活動を積み重ねている中で、地層のような土に気づいたり、泥の性質にも目を向ける子どもたちに、
毎日「そんなことにも気づけるんだなぁ」「面白い発見をしたなぁ」
「たったこれだけの砂(泥や水)でもこんなに遊べるんだなぁ」と驚かされています。
発見をして、とことん同じ行動(掘り続ける、重ねていくなど)を繰り返して学んでいくことがあったり、
こうしたらどうなる?と考えて実践してみたり。
追究していくことができること、遊びに夢中になり遊びこめるというのはとても素敵なことだと感じています。
また「一緒に遊ぼ」とちょっと照れたり、緊張しながらも友達を誘う姿、
「いいよ」と嬉しそうに答える姿に、微笑ましくて自然とこちらも笑顔になります。
これからも友達や保育士と発見をたくさん共有し、思いっきり自然に親しんでほしいと思います。
きっとこれからも年少組の研究者たちは、大発見を重ねていくことと思います。
そんな子どもたちの側で一緒に楽しいことを共有し、
「もっとこんなことがしてみたい」「次はこんな風にしてみたい」
がどんどん引き出せたらいいなと思っています。
先日プール開きが行われ、年少組の子どもたち今度は水の研究、発見をはじめました。
楽しく夏ならではの遊びが楽しめますように🍀
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 成沢亮子 |
運営法人 | 青木村 |
運営法人代表者名 | 青木村長 |
園の設立日 | 1961.4.1 |
認定日 | 2023.10.31 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389‐1601 青木村大字田沢3294 |
エリア | 東信 |
お問い合わせ先 | TEL : 0268‐49‐2063 FAX : 0268‐49‐2063 MAIL : hoikujo@vill.aoki.nagano.jp |
ホームページ | |
定員数 | 未満児 : 41人 3歳児 : 34人 4歳児 : 40人 5歳児 : 40人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金 |
基本開所時間 | 7時~19時 |
延長保育の有無 | 有 |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |