土 植物・生物 食 稲刈り

2022年11月11日

テーマ:
土/植物・生物/食
年 齢:
3~5歳児(特化型・普及型)
ねらい:
・収穫を喜ぶ。
・それぞれの役目を知り、期待を持って稲刈りをする。
・大人の暮らしぶりを身近に感じることを喜ぶ。
・大人が見守る安定した中で、自信を持って行動する楽しさを味わう。

・身近な自然への関心を深める。

活動内容

2022年9月21日(水)曇り

先週末に稲刈りの練習をし、今日の本番を迎えました。

8時半に園に集合し、身支度を整え、9時に田んぼへ到着しました。

子どもだけでなく、お父さん、お母さんも一緒です。年長児と年中・少児、大人が3人一組になって取り組みます。

鎌の持ち方やその置き場所、稲の持ち方、運び方など気を付けることを皆で確認して、始めました。

年長児が慎重に鎌で刈り取っていきます。

年中・年少児は、両手で大事に受け取り、大人のところまで運びます。

1通り、刈り終えるごとに、みんなから拍手が起こりました。

時間をかけて刈り取っているAちゃんに「Bちゃんが鎌の真ん中で切ったら、刈りやすいって言っていたよ」と言うと、早速試し、「ほんとだ!Bちゃん方式でやろう」とAちゃんの刈り取るスピードが増しました。

お父さんたちが『はぜ』を作っている間、畦に座って一休み。

お父さんたちが長『はぜ木』を運んだり、槌ではぜ足を土の中へぐんぐん押し込んでいく姿を子どもたちは感心してみていました。

お母さんたちは、藁で稲を束ねます。これが、慣れないと難しい!

はぜができあがると、再び、子どもたちの出番です。田んぼのあちこちから稲を運んで集めます。

「赤ちゃんを抱っこするみたいに大事にね!」

大人たちがはぜに稲をかけていきます。

 

稲がなくなった田んぼでは、小さな生き物探しが始まりました。水がなくなった田んぼにもヤゴがいました。

はぜがけも終わり、稲刈りをすべて終えました。

 

田んぼでお弁当を食べる予定でしたが、雨が降り始め、急いで園に戻りました。遊戯室にピクニックシートを敷いて、お弁当やお赤飯おにぎりを食べました。

 

子ども達のきづき

苗床作りから始まった稲作の体験。

田植えや、田の草取りと様々な田んぼでの経験が今日の日をより一層楽しみ、期待が持てる一日になりました。

稲を刈る鎌の扱いも、繰り返すうちに刃のどこでどんな力を出せば上手に刈れるのか一人一人が何回も試していました。

3歳児4歳児は、5歳児の様子を真剣にそして尊敬のまなざしで、年長児はお父さんやお母さんの様子をじっと見ている姿がありました。

 

事例に対する保育者の思い

田植えから稲刈りまでの一連の活動は、容易なものではありません。くじら雲では農薬を一切使わないので稲ができるその時まで、子どもたちはちろんですが保護者の皆さんの協力のおかげでこの日を迎えることができます。

 

当日は、たくさんの大人の見守りの中、子どもたちは安定した心持ちで、積極的に作業をしていました。

大人のように働けることを当園の子どもたちは、とても喜び一生懸命真似をします。

身近に働くおとなを稲作の活動を通して見て感じてくれていると思います。

このお米は乾燥して、10月1日のスポーツデー(運動会)にみんなで運んで脱穀をし、十日夜にお餅つきをして味わいます。

 

あずみのしりつあかしなきたにんていこどもえん/きょういくのやまざとくじらぐも(にじぐみ いるかぐみ らっこさんぐみ らっこちゃんぐみ) 安曇野市立明科北認定こども園/響育の山里くじら雲(にじ組 いるか組 らっこさん組 らっこちゃん組)

園の形態 普及型
代表者氏名 園長   : 塚原理恵  
運営法人 安曇野市      NPO法人 響育の山里くじら雲
運営法人代表者名 安曇野市長 太田寛  依田敬子(響育の山里くじら雲 理事長)
園の設立日 1974.4.1
認定日 令和6年3月15日
区分 認定こども園
住所 〒399-7101 安曇野市明科東川手872-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-62-3954 
FAX : 0263-62-6205 
MAIL : hoiku@city.azumino.nagano.lg.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/     https://kujiragumo.jp
定員数 未満児 : 12人 3歳児 : 20人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,   土は他園で実施
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無
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