2022年11月9日

テーマ：

人・地域／つくる

年　齢：

５歳児

ねらい：

竪穴式住居を作ってみよう。

秋が深まり、中条の山々はきれいに紅葉しています。

なかじょう保育園産のレモンもゆずも黄色くなってきました。

収穫をとっても楽しみにしていて、戸外遊びの時は必ず子供達が触っていきます。

最近はお天気も安定して、お散歩日和。

散歩しながら、発見した物や場所で遊んでいます。

年長さんは以前からずっと宮遺跡公園にある竪穴式住居を自分たちでも作ってみたい・・・！！と願ってました。

制作にあたって、まずは家の作りの研究から始まりました。

「全部、木がつるで縛ってある。」

「屋根は藁みたい」

さてさて、散歩で集めた木や保護者の方から譲っていただいた藁を使い作り始めました。

藁の屋根がうまくできなくて、困ったときは段ボールΣ(ﾟДﾟ)

ハサミなんて使っていられない・・・。だってたくさん必要だからね～

なーるほどね。

よくかんがえたな～

2週間以上かけてコツコツと。

見事完成しました。

「ここ、広いから大人も入れるよ～」

「昔の人のおうちって、トイレもキッチンもリビングも寝室もない。

どうやって暮らしてたのか。」いつも、興味深く公園内に掲示されている解説の看板を眺めています。

そこから、竪穴式住居ならなんとなく自分たちでも作れるかもって思ったみたいです。

子供たちの話し合いをしながら作り続ける姿には、まさに自分たちが今まで得た知識の総動員でした。

困った部分は、どうしたらいいかと投げかけ、「あーしたらどうか」「こーしたらどうか・・・」

と話し合い、いいアイデアがでると「いいね～」

一生懸命取り組む時間はあっという間。

「あー、今日はここまでしかできなかった」「明日はこの部分やろう」

と楽しみながら没頭していました。

みんなで協力すると、一人ではできないこともできるんだと思えた家づくりだったのだと思います。

宮遺跡公園は、子ども達が大好きな場所。

思いきり走れるし、隠れんぼやバーベキューごっこにおうちごっこ、虫探しにのびろとり。

大好きな場所の最も気になるものが竪穴式住居でした。

竪穴式住居が作りたい。

お～～～、やってみたいがきたぞ～。

このやってみたいは、何よりも大切にしたい気持ち。

子供たちのアイディアには、いつも感心させられます。

そんな工法が＼(◎o◎)／！

そうそう、こうあるべきと考えるのは大人だからだね。

もっと自由にやりたいようにやってみること。

そこから生まれるものも、楽しさもたくさんあるね。

また子供たちの姿から学ばせていただきました。