おさかながいるかな？

2022年10月14日

長野市内でも稲刈りが真っ盛り！でも気になることがあります。

田んぼ一面の稲が倒れているところを、あちこちで見ます。夏の暑さで根が弱くなっているのかな？

こちらは長沼小学校です。この田んぼの稲は寝ていませんね。

校庭の一角をフェンスで囲って、新しい保育園の建設が始まっています。

その建設現場の隅っこに大堰という用水路があり、小魚がいることを子ども達は発見しました。

園長先生が子どものころに作った「しかけ」を思い出してペットボトルで（何の？）作ってくれました。

えさの「さきいか」を蓋のところにつけて、浮かばないように石ころを入れます。そして・・・

そっと沈めて次の日に見に行きました。

捕まりました！　小さなおさかな（モツゴかな？）とタニシ、カワニナでしょうか。

時どき園庭に出して観察です。

でも、だんだん寒くなって来て、もとの場所に逃がすことになりました。

「また、次の夏にあそぼ～！」

生き物を捕まえる時ってわくわくするけど、ちゃんと飼うことは大変です。「命の大切さを教える」とか言うけれど、そんな言葉通りにはいきませんね。

「おうちに連れて帰ろう！」

覗き込む子ども達の前で堰に戻しました。

「まだいっぱいいる！！」

「新しい保育園の横で、おさかな見られるね～」

たくさんの小魚は、どこへ行くのでしょう。田んぼに飛んでくるサギ達のエサになるのかな？命の循環というところまでは、まだ思いつかない子ども達です。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

長野市長沼保育園