土 植物・生物 水 空・天気 人・地域 雨のアファンの森

2022年10月8日

テーマ:
土/植物・生物/水/空・天気/人・地域
年 齢:
3~5歳児
ねらい:
雨の森を歩き、様々なことに気付く

活動内容

3年前の台風19号。千曲川の堤防が決壊したことにより、長沼保育園は水没し全壊となりました。

仮の園舎ができるまで、子ども達は分散して他園で生活していました。

そこにC.W.ニコルさんが、サンタクロースになって来てくれたのです。

そのご縁で、ニコルさんが亡くなった後に「黒姫アファンの森」に招待していただく事になりました。

以前にもご招待のお話はあったのですが、コロナ禍のためようやく今年実現となりました。

現地に着くと、スタッフの方が何人も出迎えてくださいました。あいにくの雨ですが、森の香りが満ち満ちています!

短い時間ですが、アファンの意味(風の通るところ)を感じられるかな?

 

子ども達のきづき

歩き出してすぐに足元には何かがゴロゴロ。山栗です。落ちまくっています!

「ねじねじの木!」確かにねじねじです。どちらも生きているんですね。

同じツルでも、こんなふうにブランコもできました。自由な森ですが、順番待ち(笑)

ウッドチップを敷き詰めた道のわきには、きれいな紫の花があちこち咲いています。

「これはね、トリカブトって言って、お花も葉っぱにも毒があるんだよ。触らないこと」

このような毒草も、わざと残しているそうです。

「これもマムシグサっていう毒草なんだよ」とても印象に残る形をしています。

コンクリートで護岸された川しか見たことのない子ども達。そしてこうして川を渡る経験もありません。

気が濡れていて滑ることも、怖いけど新鮮です。

ちょっと休憩。目の前には石で作った炉があります。火を燃やすときっと暖かく過ごせるでしょう。

晴れていれば座るベンチが違う遊びに発展。「じゃんけんぽん!」

 「ジャンプ!」これだけで楽しい。

クルミが落ちていました。長靴で踏んで実を取り出します。雨の日の長靴は無敵です。

キノコがいっぱいです。

小さいの

大きいの

 

最後に「ヤマアカガエル」を見つけました。ジャンプがすごいのは、この足の長さだからと。

「すご~い!」普段見ているアマガエルとは違うことに、目がまん丸です。

事例に対する保育者の思い

スタッフの方は「昨日とはキノコの出かたが全然違います」と。やっぱり「♪あめがふるたびふるたびに~♪」なのですね。

普段はお散歩でもアスファルトの道しか歩けないし、木の橋もない。もちろん地面を削って流れる川なんて見たこともない。そんな環境の私たちの周辺ですが、少し足を延ばせばこんな森に入れるのですね。ニコルさん、天国で子ども達の姿を見ているかな?

バスで長沼に降りてみると、黒姫の森の方が暖かかったことに気付きました。森ってすごい!

感謝です。

 

ながのしながぬまほいくえん 長野市長沼保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 近藤 恭子
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1974.4.1
認定日 2016.10.12
区分 保育所
住所 〒381-0002 長野市津野203番地-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-296-9753 
FAX : 026-296-9753 
定員数 未満児 : 23人 3歳児 : 18人 4歳児 : 16人 5歳児 : 13人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ