中信エリア
TEL: 0263-72-2285 FAX: 0263-71-2601
2022年10月12日
暑さが少しずつ和らぎ、戸外でゆったり遊べる時間が増えてきました。
庭にはアサガオやオシロイバナが咲き、再び色水あそびが盛んになってきました。
「ブドウの色だ。」
「ねえ、これジュース屋さんにしようよ。」
「いいよ。」
「私はママに持っていきたい。」
できた色水を友だちと見せ合いながら遊んでいます。
そんな年長さんに畑でたくさん穫れたから、と大量の赤紫蘇をいただきました。
「これはおもしろそう!」と、染め物に初挑戦することにしました。
葉の部分が色が出やすいということを教えてもらい、みんなでちぎって集めます。
「染める前の布は魔法の白い水(豆乳)につけるとしっかり染まるらしいよ。」
保育士の言葉に「楽しそう!」 子ども達も興味津々です。
「あ、入った。」
「なんか、臭い。」
乾いた布に模様をつけるために好きな箇所を輪ゴムでとめます。
準備はここまで。次はお鍋で赤紫蘇の葉を煮出します。
ここで、魔法をもう1つ。
「園長先生、魔法の粉を入れてください。」
パラパラとふりかけ、ぐるぐるとかき混ぜると・・・
「あれ?色が変わった!」
この液の中に布を浸します。
しばらく待って取り出し、輪ゴムをはずしてみました。
「見て、見て~!!」
「模様ができてるよ!!」
使った染色液は・・・
「魔法の水、これに入れて!」と、ペットボトルなどの容器を持って鍋に集まってきました。
「明日、これで遊ぼうね。」
「私は持って帰りたい。」
みんなどれも大切に片づけられました。
大量の赤紫蘇から葉をちぎっていると
「くさ~い。」
「ええ?そうかな?何かいい匂いだよ。」
「ブドウみたい。」
「レモンじゃない?」
「しそジュースのにおいだ。」
おばあちゃんお手製のしそジュースを飲んだことがある子ども達がうれしそうに話していました。
赤紫蘇の葉を集め終わった室内では、
「いっぱい落ちてるよ。お掃除するね。」と気づいた子がほうきやちりとりを持ってきて、部屋をきれいにしてくれました。
最後の片付けまできちんと気がつき、自分達で行うことができました。
友だちの作っている赤い色水を見て、
「私は青い色水が作りたいの!」と自分のイメージを伝えます。友だちが
「じゃあ、青いお花を入れるといいよ。」とアドバイスをくれました。
「でも、そんなの(青い花)ないよ。」
「あるよ!こっちにきてごらん。」
連れて行ってくれたところに咲いていたのはツユクサ。本当に青くなるかなぁ?
小さい花を集めて袋に入れ揉んでみると・・・
「わあ、水色になった。私の好きな色なの♡ ありがとう。」
きれいな色水ができました。
どこにどんな自然物があるのか子ども達もよく知っています。欲しい色の植物を見つけ、色水作りを楽しんでいました。
集める花の種類や袋に入れて揉む、棒でたたいてつぶすなど色の出し方も子どもたちが何度も試して、工夫して、友だちと一緒に習得してきました。
今回、ご厚意でたくさんの赤紫蘇をいただき染め物体験できたことは、子ども達にとってとても貴重な経験となりました。
工程ごとに友だちと笑ったり、苦戦したり、驚いたりとくるくる変わる子どもたちの表情。そんなドキドキワクワクの体験をこれからもたくさんしていきたいです。
園の形態 | 普及型 |
---|---|
代表者氏名 | 園長 : 宮尾 早苗 |
運営法人 | 安曇野市 |
運営法人代表者名 | 安曇野市長 |
園の設立日 | 1956.2.6 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-8203 安曇野市豊科田沢4917-1 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0263-72-2285 FAX : 0263-71-2601 MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp |
ホームページ | https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/ |
定員数 | 未満児 : 15人 3歳児 : 13人 4歳児 : 26人 5歳児 : 26人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |