2022年9月5日

テーマ：

植物・生物／食／つくる

年　齢：

５歳児

ねらい：

・自分たちが育てた野菜でカレーを作ってみる。
・友だちと一緒に準備や料理などパーティができるよう進めてみる。
・自分たちで作ったカレーおいしくいただく。
・年長児として園の皆にしてあげたい気持ちを持ち、カレー作りをする。

保育園の畑で収穫できた、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、スイカなどを使い、年長児がカレーパーティの計画を立てました。

どうしたら楽しいパーティができるか、保育園の皆が喜んでくれるか考えました。

こんな立派なスイカも収穫できたので、パーティに使おう！

パーティだからスイカに旗を立てたらきっと喜ぶね。

旗の絵に一生懸命色塗りをしています。

小さいお友だちにカレーパーティをすることをお知らせにいきました。

おいしいカレーを作るから楽しみにしていてね。

担任が「カレー作るのには何がいるかなぁ・・・？」と質問。

「エプロンと三角巾がいる！」と子ども達からの答え。

「じゃぁ、それは自分たちで用意してきてね。先生はおうちの人にお願いしないけど大丈夫？」

「大丈夫！」

担任はお便りでおうちの方に見守ってもらうように伝えました。

次の日

全員が忘れることなくエプロンと三角巾を持ってくることができ100点満点！素晴らし‼

そしてカレー作り当日です。

持ってきたエプロンは友だち同士で結びあいます。

お料理するからいつも以上に丁寧に手洗いと手指の消毒をします。

玉ねぎは手で皮をむきます。

切るとやっぱり目が痛い！

ジャガイモはピーラーで皮をむきます。手までむいてしましそうでドキドキ。

ニンジンは大きいのでまな板の上に置いて皮をむきました。

皮むき終了。

ジャガイモは食べやすい大きさに切って、手を切らないように猫の手をしています。

ニンジンはパーティなので、型抜きしました。

生のニンジンは思ったより硬くてしっかり力をいれて抜きました。

年長さんがお料理している様子を小さいお友だちが応援してくれています。

切れた野菜は給食室でカレーにしてもらいました。

カレーができました。頑張って型抜きしたニンジンも飾り付けておいしそうです。

色塗りしたはたを立てたスイカもバッチリ！

「スイカに旗が立ってる・・・」「食べちゃったら貰っていいのかなぁ？」

おいし～～～い！イェイ‼」

年少さんも大喜びです。

＊準備中

・自分たちでお料理するの、楽しみ・・・

・忘れないようにエプロンと三角巾持って来なくちゃだね。

・おうちに帰ってすぐ用意したんだ。

・小さい人、おいしいって言ってくれるかなぁ？

＊お料理中

・ジャガイモの皮をむくとシャリシャリっていうね。

・玉ねぎの皮なかなかむけない。

・玉ねぎって毒々しいにおいがするね。

・目が痛くなってきた。

・玉ねぎって涙が出るんだよね。

・ニンジン硬いね。手が痛くなっちゃった。

＊カレーパーティ

・僕たちの切ったジャガイモだ～。よかった、口に入るくらいの大きさで切れてる。

・お店のお料理くらいおいしいカレーって言ってくれた。

・皆で塗ったスイカに立てる旗、喜んでくれたよ。うれしいなぁ～

・カレー作りは自分たちが育てた野菜を料理して食べることで、野菜を育てる過程を知り、作業の大変さを感じたり、野菜を作ったり、料理したりしてくれる方に感謝の気持ちを持ち、食べられることや食に対しての関心を持っていけたらと思います。

・お料理をすることをとても楽しみにしていた子ども達、話し合いもいつも以上に集中して自分の思いやアイデアを出してくれました。宿題にしたエプロンと三角巾を持ってくること、いつもなら「お母さんが入れてくれなかった・・・」などと言っていた子ども達が自分で準備し、全員が忘れることなく持ってくることができ、お便りで伝えた自分のことは自分でできたらという担任の思いを保護者の方々がくみ取り協力してくださったことと、楽しみに向かう子ども達の思いが一緒になりできたことだと思いました。

・年長の子ども達のお料理ができることへの期待と、保育園の皆に喜んでもらいたいという気持ちは年長の今の時期きているからこその思いと受け止め、これからの活動にもつなげていきたいと思う。

・コロナウイルス感染症の広がりで本来なら、ホールで皆が集まって会食をしたいところでしたが、それはできないということで、子ども達がそれぞれのお部屋に飾り付けをして少しでもパーティの気分になれるようにしてくれたことも嬉しかったです。