2022年8月17日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

5歳児

ねらい：

・生命の尊さにふれ、命を大切にする気持ちを持つ。

保育園で、サナギからかえったカブトムシ。気づけばたくさんのカブトムシが生まれました。元気いっぱいに動いていたカブトムシでしたが、時がたつにつれて動かなくなってしまうカブトムシもでてきました。

そこで、年長さんに「カブトムシの家族増やすために、自然にかえしてあげるってどうかな？」と提案してみました。「結婚して家族が増えるってことでしょ！」「いいよねー！」の声で、カブトムシを自然にかえすことになりました。

放す場所は・・・カブトムシが安心して木登りができそうな、畑にあるクルミにの木に決定！！優しく、木に放してあげました。

「あっ！！木から落ちちゃった！！！」みんなで心配しましたが、カボチャの葉っぱに助けられてセーフ。ホッ♡と一安心。良かったね。

最後まで「元気でね」そう言葉をかけ続けてくれたHくん。優しい気持ちにホッコリ♡です。

「先生！死んだカブトムシはどうする？」

「土の中に埋めて、お墓作ってあげればいいんじゃない！」

そんな優しい子どもたちの思いから、お墓づくりが始まりました。

「そのまま置いたらかわいそうだから、葉っぱの上に置く？」友だちの優しい言葉に反応して、葉っぱが次々と届きます。そして・・・そーっと、そーーっと。動かなくなったカブトムシを置ていました。

「花飾ってあげようよ！」そういって子どもたち走り出しましたが、「先生、良い花ないよー」と戻ってきました。そこで、

保育園に咲いているマリーゴールドを少しいただき、飾ることにしました。

気づいたら、自然に手を合わせるAくん。優しい気持ちを感じます。

夏に生まれた小さな命。来年の夏にもまた会えるかな？そんなドキドキ♡ワクワクを大切にしながら、尊い命を大切にする気持ち♡を子どもたちと感じていきたいと思います。

そんな中・・・

飼育ケースをひっくり返し土を出していたAくん。「先生！たまご見つけた！！持って帰っていい？？」大興奮で見せに来てくれました。そして、大事に♡大事に持ち帰り・・・数日後。「カブトムシの卵、幼虫になったよ！」そんな嬉しい報告が届きました。

来年の夏も、ワクワク♡ドキドキの夏でありますように☆☆

「カブトムシさーん！！まってるね！！」