2022年8月3日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気

年　齢：

3歳児

ねらい：

山の自然に興味関心を深め遊びに取り入れて楽しむ

山遊びの楽しさを年上児から教えてもらった年少児。今まで「お庭に戻って遊びたい」と言っていた子も「今日も山で遊びたい！」と話すようになり、びっくりさせられるほどです。
「今日は何して遊ぼうかなー」

さっそく最近子どもたちが気に入っている
植物を見つけました。

「あっ、見つけたよ、チクチク星人！」

見た目ほどチクチクしないことを子どもたちも遊ぶ中で気づき、かわいい呼び名をつけ、みんなで親しみをもって遊んでいる植物です。

「中はフワフワしているんだよ」

友だち同士で教え合いながら
何度も山で遊ぶ中で知識をつけていきます。

今日も皆で触って確かめてみます。
「うん、フワフワしているね」

タイヤのブランコも友達同士協力して楽しめるようになってきています。
「おさえていてあげるね」

「ここにきのこみたいなの生えてるよ」

「大きなはっぱ取ってみよう」

「頭に乗せて傘にしたよ」

「雨降りくまのこみたいだね」
大好きな歌の絵本の真似っこです。

「ここに毛虫いるから気をつけてね」

友達同士で教え合い情報の共有をします。

山の崖登りもへっちゃらです。
ロープを押さえる保育士のマネをして友達が登るお手伝いをしてくれます。

「みんな、がんばれー！」

「よいしょ、よいしょ」

下りは滑り台です。

「楽しいね」

「もう1回登ろう！」

慎重に下りるよ。
ロープを使ったり自分の力で登ったり、
子どもたちは好きなコースを選んで何度も楽しみます。

繰り返し遊び、チャレンジしながら少しずつ難しいコースへも挑戦している子どもたち。毎日、泥んこになるのも気にせず遊び込めるようになりました。
山で見つけた草花や木の実を使って遊んだりする中で、切り株には自分たちで見つけた素敵な「宝物」を置いておき、皆で見合うようになりました。
「あっ、これいいのみつけたね」

山で見つけた宝物はへやに飾ります。子どもたちの大好きな自然物コーナーになってきました。

「雨降りくまのこのはっぱだよー」

かぶってみせてくれました。

山で楽しんできたことを自然物コーナーでも遊んで楽しめるようにしたり、小動物の観察ができるようにしたことで山での発見や遊びがより身近になり、クラス全体で共有して楽しめるようになってきました。
これからも子どもたちが自分たちで考え、挑戦したり、試したりする姿を大切に、たくさんの「宝物や遊び」を見つけて楽しんでいってほしいなぁと思っています。