植物・生物 つくる 流しそうめん大作戦!Part1

2022年8月2日

テーマ:
植物・生物/つくる
年 齢:
5歳児
ねらい:
・自分たちの作りたいものをイメージしながら準備をする。
・教えてもらったり、工夫しながら竹の使い方を知り、やってみようとする。
・友だちと協力することの大切さを知る。

活動内容

園庭での泥んこ遊びの中で樋を使って水を流し始めた年長さん。どうやったら水がうまく流れるか、1本より2本で流したら楽しいねと工夫を始めました。2本では足りず「流すやつもっとほしいね」「これって流しそうめんみたいだね」なんていう声から「保育園でも流しそうめんしたら楽しいね。」ということになり、流しそうめん作りの作戦会議を開きました。

「流しそうめんは竹のところを流れるから竹がいる。」ということで園から歩いて2分の田畑さんの竹やぶへ竹取に行ってきました。

竹やぶに入り、どの竹にしようか・・・?とみんなで考えて、手で丸を作って「このくらいの太さのやつ!」「長さはこれくらい!」と身振り手振りでサイズを確認し、ちょうどよい竹を切り出しました。

更に手ごろな長さに切って「よいしょ、よいしょ」と運び最後は園長先生が軽トラックで園まで運んでくれました。  (職員も竹取に夢中になっていてとってもいい場面があったのに写真撮り忘れました・・・残念‼)

園に戻ってからは竹の枝払い。ここで担任が子ども達に問題を出しました。

「竹の枝を払うにはどの道具を使うと一番簡単に払えるでしょう?」

「①のこぎり ②鉈(なた) ③ハサミ ④竹の棒

子ども達の答えで多かったのはやはり使ったことのあるのこぎりでした。

実際試してみると、

のこぎりは・・・切れるけれど、節が硬くて時間がかかる。

鉈は・・・思いのほかスパッと切れる。

ハサミは・・・力を入れても全然切れない。

竹の棒は・・・えっ!? スパン!と叩くと枝がとれる。

というわけで、一番楽なのは竹の棒でした。手で握れるくらいの太さの竹の棒を枝めがけて竹に沿うように叩くとスパン!と簡単に枝が払えます。

  

「えいっ!」「切れたぁ・・・」

女の子の力でも切れましたよ。

「オレのパワーで切ってやる~~~」

と子ども達のパワーで枝払いが終わりました。

子ども達のきづき

「流しそうめんするにはやっぱり竹だよなぁ。」

「竹は重かったなぁ。でも竹がないと流しそうめんできんしな。」

「枝を切るのはのこぎりだと思う。」

「ハサミで切れるの・・・?」

「おじいちゃは鉈使うに。」

「竹の棒で切れた!」

「竹の棒すごいパワーだ。」

「私だって切れたよ。」

事例に対する保育者の思い

・竹の棒で枝が払えることは以前担任が他所の保育園で田んぼ作りをさせてくれたおじいちゃんから教えてもらった方法です。

実際やってみると子ども達の力ではなかなか難しいところもありましたが、刃物を使うよりも危険は少なく扱いやすいので子ども達も思い切って枝を払う体験をすることができました。こんな知識と技術も伝えていけたらと思います。

・この日はここまでで終了し、次は自分たちのほしい長さに竹を切ること、竹を割ることです。自分たちのやりたいことがすぐに実現できる訳ではないのですが、子ども達はやる気満々で楽しそうです。自分たちで考え、準備をして遊びを作り上げていく過程を子ども達と共に楽しみながら、次にどんな発想がでてくるのかも期待していきたいと思っています。

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ