植物・生物 アゲハチョウのみどりちゃん、きいろちゃん

2022年7月26日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
4歳児
ねらい:
生き物の成長を見守る中で命の大切さを知り、興味関心を持つ。

友達の話を聞いたり、一緒に考えたりすることを楽しむ。

活動内容

クラスでアゲハチョウの幼虫を育てました。

初めて幼虫を見る子も多く、「なんの幼虫だろう?」と興味を持った子どもたちは図鑑や絵本を持ち出して調べ始めました。

毎日優しく見守っていると段々大きくなり、やがて立派な蛹に!

「みどりちゃんときいろちゃんって名前にしよう!」

と子どもたち発案で名前を付け、蝶になって出てくるのを楽しみにしていました。

ある日、朝早く登園してきたお友達が

「あ!アゲハチョウになってる!!」と孵化した蝶を発見(^^)

きいろちゃんが見事素敵な蝶になって出てきました。

 

「きいろちゃん、どうする?」

子どもたちと話し合う中で、

◯食べ物(お花の蜜)がないこと ◯お家が狭いこと ◯カゴの中は飛べなくてかわいそうなこと

に気づき、「逃してあげよう!」と園庭に放してあげました。

 

 

子ども達のきづき

そして残ったみどりちゃんがなかなか出てこないと心配していた子どもたち。

それから数日後、みどりちゃんのカゴの中にハチがいることに気づきました。

みどりちゃんはなんと幼虫の時に寄生されてしまったようで、蝶になれず…

ハチが育って出てきてしまったのです。

図鑑にも載っており、子どもたちのそのことを話すと…

「かわいそう」 「みどりちゃん死んじゃったんだ」

そんな子どもたちに「どうしよう、ハチさんやっつけたほうがいいかな?」と問いかけると、

「ハチさんにだっていいところあるよ!」 「蜂蜜つくってくれるじゃん!」

と言ってくれるお友達が。

話し合いを進める中で「ハチさんも逃してあげよう」ということになりました。

 

事例に対する保育者の思い

みどりちゃんも立派な蝶になると思っていた中、出てきてしまったハチ…

子どもたちにとってもショックな出来事になってしまうのではないかと心配でしたが、

話し合う中で友達の意見や思いを聞いて、段々とハチに対しても思いやりを持てるようになっていく姿に子どもってすごいなあと感動しました。

生き物が大好きで、捕まえてくると「エサはなんだろう?」とすぐに聞いてきたり、調べたり、思いやりある姿が一段と増えたように思います。

お友達に対しても生き物に対しても優しい姿、これからまたたくさん見られてくるといいなと思います(^^)

 

あずみのしりつほたかにんていこどもえん 安曇野市立穂高認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 横川 尚子
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 2000.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8303 安曇野市穂高9175
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-82-6772 
FAX : 0263-82-6772 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/kosodate/hoiku/renrakusaki/ninkahoikuen.html
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 60人 4歳児 : 60人 5歳児 : 60人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ