2022年7月15日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／食

年　齢：

4歳

ねらい：

　野菜の生長に親しみを持ちながら、収穫を楽しみに、進んで世話をしたり関わろうとしたりする。

ミニトマトの苗を植えました。

プランターに土を入れ、苗を植えるための穴を掘ります。

「このくらいでいい？」「もう少し掘った方がいいんじゃない？」

そーっと苗を置いて・・・・　　2種類の苗を植えました。

土のお布団を被せます。

お水をたっぷりあげて・・・
「大きくなりますように」「何色のトマトができるかな？」「たくさんできるといいね～」

「こっちの葉っぱはギザギザしているよ」「葉っぱの形が違うね」「色もちょっと違うよ」

2種類の苗をじっくり見て、葉の形や大きさなど、違いに気づいた子ども達でした。

それから数週間後・・・
「見て！赤ちゃんトマトがたくさんできてる！」

「色が変わったよ！こっちは黄色くなった！」

「どれどれ？あ、ほんとだ！！」

「早く食べたいな～」

収穫までもう少しです！

「あ、水やりしなくちゃ！」

そして、さらに数日後・・・

もう一方の苗のトマトも赤色がつきました。
「やったー！やっと食べれる♪」

「見てー、おいしそうだね」

「どっちが大きい？」大きさの比べっこが始まりました。
「この黄色のは割れちゃってるね」「多分雨がたくさん降ったからだよ」

「何かトマトのにおいがするよ」　「どれどれ？」　「ほんとだ何かにおいがする！」

毎朝登園してきた時に「トマトできたかな？」      「昨日よりも背が大きくなってる！」と、成長を楽しみにしてきた子ども達。

戸外に出る時には水やりも欠かさずに行いました。

収穫したミニトマトは、給食の先生にお願いして、給食と一緒に出してもらいました。
「トマト苦手なんだよな～」とつぶやいていた子もちらほら。

でも、自分たちで育てたミニトマトならおいしいかも！？と一口食べてみると・・・

「ちょっと  すっぱいけど、これなら食べられた！」と喜ぶ顔が見られました。

緑の小さな赤ちゃんトマトもたくさんあり、まだまだ収穫ができそうな予感！
これからも、子どもたちと収穫を楽しみに、水やりや草取りなどのお世話をしていきたいと思います。
そして、野菜を育てることを通して、生長に気づいたり、育てることへの責任を感じてもらえたらと思います。