2022年7月14日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／人・地域／食／つくる

年　齢：

4歳児　5歳児

ねらい：

・泥や水の感触を味わいながら思いきり遊ぶ
・絵本の世界を飛び出し、春の自然物と出会いながらワンピースの模様探しを楽しむ
・イチゴを収穫する面白さ、食べる喜びを感じ、友だちや保育者と共有する

◎砂場で広がる泥遊び
スコップで川を作るこどもたち。
水路ができると…
自分で考え、様々な道具を使って水道から水を運びます

「かわになってきた！」「もっとながしてみよう」

水が増えると子どもたちの遊びもだんだんダイナミックになっていきます。
手をつかったり、足を入れたりし、水・泥の感触をおおいに楽しみながら遊んでいます。

「こっちももっとつなげよう」
「ここもほってみる？？」
「おおきくなってきた」

みんなで協力し、大きな川になってきました。
山を作ったり川を繋げたり…
泥遊びは連日続いています。

◎雨降り後の水たまりで遊ぶ様子

「水たまりができてる～」
「あめがふったからだね」
「つめたいね」

「どろだんごつくろう」

みずたまりは子どもたちにとって、楽しい遊び場。
車を走らせたり、どろ団子を作ったり川にしたり。
ひとつの水たまりが子どもの発想で様々な形に変わっていきます。

◎わたしのワンピース～どんな模様が見つかるかな！？～
『わたしのワンピース』を読むと「お外で模様を見つけたい！」と話す子どもたち。
そこで、散歩に出かけてうさちゃんのワンピース模様を探すことに。
どんな素敵な模様に出会うことができるでしょう…

絵本を見てからお散歩スタート！

「みつけた！かべもよう」
「ちゃいろくてかわいいね」

「はっぱもよう」
「つちもようもあった」
「おはなもようもにあうかな！？」
「おそらのもよう」「くももようもあった！」

模様探しに夢中の子どもたち。あっちもこっちも大忙し！
うさちゃんに似合うワンピース模様がたくさん見つかりました。

◎甘くておいしい～！イチゴ狩り
松川村にあるかぼちゃ山農場へいちご狩りに行かせてもらいました。
美味しいイチゴが見つかるかな！？

「どこかな～」
「あった！」
「あかくておおきいのみっけ！」

「たべてみよう」
「どんなあじかな？？」
「あまくておいしい！」

赤くておおきいイチゴ探しに夢中の子どもたち。
美味しいイチゴをたくさん食べることができました。

・泥遊びでは、それぞれの目的で遊んでいた年長組の子どもたちでした。しかし、遊んでいるうちに水の量が増える事で川のように流れていく事やもっと大きくしたいという思いが繋がり、自然とみんなで協力する姿が見られるようになりました。
・ワンピースの模様探しでは、自分で見つけた模様を友だちや保育者と共有する中で、“これはどうかな？”“似合うかな？”と発見したり試したりする姿がどんどん増えていきました。
・いちご狩りでは、大きくて赤いイチゴが美味しい！そんなことに気が付いた子どもたちです。

・泥遊びでは存分に遊びを楽しめるよう水道からホースを繋げたり、タライを用意したりしました。ダイナミックに遊べるような環境作りを引き続き行っていきたいと思います。また、遊びの継続が出来るよう、1日で終わりにするのではなく、連日遊べる環境を整えていきたいです。
・絵本への興味、子どもの声から始まったワンピースの模様探し。戸外で何気なく見ていた景色がこの日の子どもたちの目には、素敵なワンピース模様に映っていたようです。視点を変えると見方が変化する子どもたちの柔軟な想像力、絵本の世界に入り込む面白さを経験することができました。
・いちご狩りでは貴重な収穫体験をすることができました。