2022年7月11日
地域の方に、ぐみの木がある事を教えて頂いたので、出かけることにしました。
いつも歩く散歩道。田植えされた苗が大きく育っている様子を見ながら「おたまじゃくし、いるかなぁ~?」と覗き込むと、水中をピチャピチャと波を立て逃げていく様子を見ていました。
「あっ!あそこに蛇がいる!!」と一人の子が離れた草むらにいる蛇を発見。「どこ?」と草が揺れるのを目印に探します。「あっ、ほんとだ!」蛇の方も、子どもたちの様子を伺っているようにこちらを見ています。
そして、そのままスルスルと姿を隠すように行ってしまいました。思わぬ出会いに子どもたちも興奮でした。
お菓子のグミは知っているけど、ぐみの実を全員が知らず、保育士に「木になる赤い実だよ」と教えてもらったことを頼りに周りをキョロキョロしながら歩きます。
「あの木かなぁ?」平瀬の橋の近くにある木を指差して言う子。
別の子が「これは花桃の木だよ。梅みたいな実があるじゃん」と教え、ぐみの木ではなくて残念。
しばらく歩くと、「あったー!!あれじゃない?」とぐみの木を発見。駆け寄り、「本当だ、あったー!!」と喜ぶ子どもたち。「さくらんぼみたいだね」
休憩をして水分補給をすると、早速ぐみ狩り。
ぐみの実が高い所に付いていた為、所有される方が気を利かせて下さり、木を切り取ってくれました。
子どもたちは初めて見るぐみの実に興味津々。枝から取って食べてみます。
「あまい」「おいしい」「ちょっと、すっぱい」と言いながら、取っては食べ、取っては食べて味わいます。
たくさんのぐみで食べきれないため、「お家に持って帰りたい」と言うのでお土産にしました。
また、「ジュースや色水作りに使えそうだね」保育園で遊べるようにと落ちているぐみを拾い集めます。
次の日、拾ってきたぐみの実を使って、ジュース作り。中にはジャムのように作る姿もありました。
・保育園に帰るまでのうちに、ぐみの実が熟していた為、振動で液体になってしまった子もいました。「ぐみのジュースにして飲もう」という発想の子ども。
・「種植えるとできるかなぁ?」と食べたぐみの種を家に持ち帰る子ども。
・降園時、お迎えに来た保護者に採ってきたぐみの実を見せて報告する子ども。中には母親に「ヨーグルトにかけて食べてみるのもいいかもね」と聞き、「食べてみる―」と楽しみにし、友達に知らせる子ども。
・田んぼのおたまじゃくしだけでなく、蛇にも出会えた散歩。草むらのちょっとした変化にも気づき、見ることが出来ました。
・春先、旧保育所に桜を見に出かけた時に通った平瀬の橋。その時に見た花桃は時が経ち、実を付けました。子どもたちの中には、ちゃんと花桃の木として記憶に残っていました。
・地域の方が教えて下さり、ぐみの実がある事を知りました。所有する方にお願いをしたところ、快く承諾して下さり、ぐみの実狩りが実現しました。どの子も初体験だったので、子どもたちはとても興味を持ち、楽しみ味わうことが出来、貴重な体験になりました。
・所有する方が子どもたちの事を考えて、枝を切ってくださったお心遣いにとても感謝します。
・「また来たいね」という子どもの言葉に、良い活動が出来たと手ごたえを感じました。今後もこのような経験が出来る機会を取り入れていきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 保育所長 : 松下剛樹 |
運営法人 | 根羽村 |
運営法人代表者名 | 根羽村長 |
園の設立日 | 1970.4.1 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒395‐0701 下伊那郡根羽村149 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265‐49‐2152 FAX : 0265‐49‐2152 MAIL : nebahoikusyo1107@mis.janis.or.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土、日 |
基本開所時間 | 7時30分~18時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |