2022年6月8日

テーマ：

土／水／人・地域

年　齢：

３～５歳児

ねらい：

・全身で泥の感触を味わう。
・田んぼの生き物に興味を持ち、見たり、触れたりする。

「今年も泥んこ遊びをしませんか？」と昨年度の保護者会長さんが誘ってくださり、会長さん宅の田んぼで泥んこ遊びをしました。

泥んこ服に着替えていざ田んぼへ！

・慣れた様子で嬉しそうに田んぼに入っていく年長さん。その様子を見て、ズボンの裾をまくり上げて準備をする年少さん。

・年長さんが不安そうな年少さんの手をつないでくれました。

・初めて田んぼに入る年少さん。しばらくは固まっていましたが・・・

・少しなれてくるとニッコリ！この笑顔

・田んぼの中にいたミズカマキリをみつけて追いかけていきます。

・思うように動けず、泥汚れも気になり涙が出てしまった年少さんに年長さんが寄り添って抱っこしてくれました。

・楽しくてしかたない年長さん、「田んぼフラッグだぁ」と田んぼの中を走り回っていました。

まるで泥風呂温泉のように全身泥まみれです。

・遊んだ後はポンプアップした川の水で体をきれいに洗いました。

川の水はビックリするほど冷たかったです。

・「やった～！泥んこだ！」「足がもぐっちゃう！」

年少「歩けない・・・」

年長「大丈夫だよ！」「おいなー」

年少「なんだろう・・・？この感じ・・・」「足が動かない。」

「ミズカマキリみつけたよ。」「見せて。」「僕にもさわらせて。」

年少「もういやだよぉ・・・」

年長「大丈夫、大丈夫・・・抱っこする？」

「泥の中あったか～い」「見て！ドロドロになったよ。」「気持ちいい～」

「ひゃ～・・・つめた～い！」

毎年楽しんでいる田んぼでの泥んこ遊びです。経験のある年長さんがどんどんと田んぼの中に入っていく様子を見て、年中さん、年少さんもソロリソロリと入っていきました。

田んぼの泥はヌルッとしていて園庭の泥とは違うようで、初めて入る年少さんは入った瞬間に体が固まり、止まっていました。

年少さんの不安そうな様子を見て、声をかけ、手を貸す年長さんの姿に日頃から一緒に過ごし、関わる中で思いやる気持ちが育っていることを感じました。

年少さんも年長さんに助けてもらいながら少しずつ慣れてくると笑顔も見られ、実際に体験することの大切さを感じました。

ミズカマキリやオタマジャクシ、カエルなど生き物たちもいっぱいいて捕まえたり、観察することができました。

田んぼの中で走ったり、横になったりして全身で泥の感触を味わうことができました。

普段では味わえない体験ができることは、田んぼを貸してくださり、見守ってくださる地域の方のおかげであり、このつながりに感謝して大切にしていきたいと思います。

・次はお田植えを体験します。