2022年6月2日

テーマ：

土／植物・生物／人・地域／食

年　齢：

4・5歳児

ねらい：

・竹林の中の筍の様子を見て関心を持つ。
・旬の食材である筍を知り、収穫することを楽しむ。
・友だちや職員と力を合わせて掘ってみる。

地域の方が誘ってくださり、年長児・年中児で筍掘りに出かけました。

木や草が茂った細い道上がって竹林に着くと・・・

あちこちに筍がニョキニョキ顔をだしています。

「さぁ皆で頑張るぞ～！」「おぉぉ・・・」と掛け声をかけて筍堀りがスタートしました。

筍を見つけると、年長さんがシャベルで掘りだしてくれます。

うまく掘れると「取れた～」と大喜び！

小さい筍は掘りやすいのですが、やっぱり大きい方が魅力的！

ひとりでダメならお友だちが応援に入ります。

竹林の中は平らなところばかりではないので、足を踏ん張ったり、何かにつかまったり、全身を使って歩きます。

たくさん掘れたので、園長先生が軽トラックで園まで運びました。

食べやすそうなところを選んでおうちへお土産に持ち帰りました。

「ねぇ、これがいいんじゃない？」「じゃぁ、私が掘ってあげるね。」

「これ大きくていいんじゃない？」「硬くてなかなか掘れんなぁ・・・」「僕がおさえとるで・・・」

「こっちからも掘ってみるか。」

「見て、こんなの掘れたんだよ。」「筍のにおいがするよ。」

「坂道歩くの転びそうだった。」

「大きい筍掘るのたいへんだったけど、おもしろかった。」

・地域の方が毎年誘ってくださり、筍堀りの体験をすることができています。年長児はシャベルで掘り起こすことも知っていて昨年の経験が活きているなぁと感じた。

・少人数であり、友だち同士のつながりもできてきているので、自然に協力したり、助け合ったりする姿はうれしく思う。

・少し前に食育で給食の先生が春の山菜を展示してくれた中に、筍を縦と横に切った断面があったことで子ども達もより関心をもつことができたように思い、ひとつの物でもいろんな方向から見ることの大切さを感じた。

・家庭へ持ち帰ったことで、さっそく食卓に乗せてくださった保護者もあり、園の活動が家庭へもつながり、子ども達の想いを共有してもらえていることがうれしかった。