2022年6月1日
毎日、朝の集まりの会や午睡前に読み聞かせをしています。ある日、この本を読み聞かせをしたら、子どもたちが「へ―そうなんだ!?」「やってみたい!」と口々に言うので、「よし、やってみようか」という事になり、‘‘実験だー‘‘と言って、園庭に出ました。
かたばみは、「ハートの形の葉っぱで三枚がくっついてるんだよね」 「黄色の花びらで5枚あるんだよね」と言いながら靴を履き替えて出た途端、「あったー!!」早速プランターのそばに生えているかたばみを発見。「本の通りだ!」と喜ぶ子ども達。
他にはないかと、あちこちと探します。草むらの所を自然と探します。
「これ、そうじゃない?」 「葉っぱがハートだよ」 「これもだ!」
見つけたかたばみを摘んで、部屋に戻ります。
早速、本に載っていた、かたばみの実験です。
葉っぱ(少し)をお水できれいに洗ってから、嚙んでみます。
「にがいー!」 「すっぱい!」 「草の味がするー!」 「まずい!」 感想は色々です。
次に、かたばみの特性を調べます。茶色くなった10円玉を用意し、かたばみで擦ってみます。
「あれ?色が変わってきた!」 「みてー、こんな色になったよ」 「ほんとだ!」
10円玉の色の変化に興味津々。僕も私もと10円玉をピカピカにしようと、一生懸命擦っていました。
多くの子が緑の葉っぱを目印に探す中、「少し茶色いけど、これもかたばみだよね」と葉っぱの形を見て、見つける子どももいました。
「実験ってなあに?」と、難しい言葉に疑問を持ち質問をする子ども。「実験っていうのはね、自分でどうなるかやってみることだよ」と保育士が説明すると、「ふ~ん、そうなんだ」と、理解した様子。あまり聞かない言葉に興味を持ったようでした。
「その日の帰宅後、早速庭でかたばみを探して楽しんでいました」と連絡帳で保護者からの報告があり、関心が継続したようでした。
「お家でもやってみよう!」と言って、家族の前でやって見せた子は、父親から「レモン汁でもできるんだよ」と教わり、更に関心が深まったようでした。
今までは、黄色い花が咲く草だったのが、『かたばみ』という名前を覚えて、今回の実験で子どもたちの関心の持ち方が変わったようです。他のクラスの友達や先生やお迎えに来た保護者に、実験したと時の事を話していました。ちょっぴり、‘‘すごいことをしっているんだぞ‘‘と言わんばかりの表情が印象的でした。
読み聞かせをする本や紙芝居を選ぶ時、季節ならではだったり、子どもたちの興味がある物を取り入れていますが、今回はドンピシャで子どもたちの反応が良かったので、保育士として手応えを感じ楽しかったです。今後も子どもの姿に合わせて、環境を作っていきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 保育所長 : 松下剛樹 |
運営法人 | 根羽村 |
運営法人代表者名 | 根羽村長 |
園の設立日 | 1970.4.1 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒395‐0701 下伊那郡根羽村149 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265‐49‐2152 FAX : 0265‐49‐2152 MAIL : nebahoikusyo1107@mis.janis.or.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土、日 |
基本開所時間 | 7時30分~18時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |