2022年5月19日

テーマ：

土／植物・生物

年　齢：

4歳児

ねらい：

・身近な春の自然に触れて楽しもう。
・春の自然を探そう。

保育園近くのラベンダー公園は、新緑に包まれ春の草花や桜もきれいな子ども達に親しみのある公園です。

新年度になり、進級したての年中星組さんは、毎日元気いっぱい！

身近な春を探しに公園に出かけ、子ども達は、思い思いに春のにおいや感触、彩りといろいろな春を見つけてきました。

・「モンシロチョウ！」といつも蝶々を捕まえるのに一生懸命だった男の子。何度も来た中でついにモンシロチョウを捕まえてご満悦！

・「ここに草を持ってきて！」とお料理ごっこ？キャンプごっこ？の女の子。

・「ここは、僕のお家だよ」と枝垂桜の枝の下をおうちに見立てて遊ぶ子もいました。「先生どうぞ～」と優しく迎えてくれました。

・「みて！」「みてみて」「何かいい匂い。」「桜だらけだ！」「この葉っぱくっつくぞ!」と自分で見つけた春をそれぞれ報告に来てくれる子ども達。

・「かえるがいたよ！」「どこどこ？」「こっち！」「え～！」と春になって動き出したかえるを見つけたり、「テントウムシ捕まえたよ。」「わ！くすぐったい！」「手のこっち行っちゃうよ！」とテントウムシを見つけてみんなで見ている子ども達。

・「あ！今神様が飛んでた！」「こびといるかな？」「この虫はどこだ~」と絵本や図鑑を片手に小人や虫探しをしたり何かを感じ報告してくれたり子ども達の想像力がいろいろと広がります。

・♪天狗の葉っぱ～パタパタ～🎵と大きな葉っぱで自作歌を歌いながらダンスをする姿が見られた。

・新年度になり、新しい環境の中で過ごし、緊張や不安もあるが、身近な慣れ親しんできた公園に出かけることで、安心感もありながら、園外の特別感も感じ、自然の中に出かけ身近な春を見つけ、興味関心を持ち楽しい時間を過ごしてほしいと願って活動をしました。

子ども達は、思い思いに身近な春を感じながら楽しんで遊び「また行きたい！」「今日はラベンダー公園行く？」と楽しみにして何度も出かけ、桜やヒメオドリコソウ、モンシロチョウなどなど身近な春にたくさん触れることができました。自然の中に出かけることで園の中ではおとなしかった子が活発に活動し、声が聞こえたり、「先生こっち！」と保育士を誘ったことのなかった子が誘ってくれたりと心と体が解放され遊ぶ姿がありました。自然の中では不思議と子どもも保育士もいい顔になっています。

これからも、機会をみつけ身近な自然と関わるようにし、その中でいろいろな遊びの発見をしたり、身近な自然に触れる中で生命や不思議さなどを感じたりできたらと思っています。