人・地域 大望峠バスの旅・後編

2022年3月26日

テーマ:
人・地域
年 齢:
5歳児
ねらい:
・大望峠からの雄大な景色を眺め、自分たちの住む鬼無里の地域や自然の素晴らしさを知る。
・バスに乗り、普段の散歩では経験できない遠方の鬼無里を巡る。

活動内容

前回のバスの旅から9か月・・・

大望峠バスの旅に再び出かけた年長さん。2回目ということもあり、バス停でもリラックスした表情が見られました。

 

「あっ、バスが来たよ!」「手をあげて!」

自分たちで判断して、手をあげてくれました。さすが年長さん!頼りになります。

 

バスは他の乗客の方もおらず、貸し切り状態。お話したり、景色を見たりしながら、バスに揺られていきました。

 

バス停からは春探ししながら歩きます。

「福寿草だ~」「わぁ、ちっちゃい毛虫!」「これ、なんの芽?」

色々なものが見つかりました。

 

「着いた!」

まだ残雪が残る峠は風もひんやり。でも、気持ちいい!

 

「あっ、とんびだ!」「近い!」

いつもは見上げているとんびと、今は同じ高さにいるんだね。

雪の白さがまぶしく感じる、峠からの眺めでした。

 

 

 

子ども達のきづき

帰り道、笹舟を作りました。雪解け水で勢いがある側溝に入れてみると・・・

「流れた~!」

ドンドン流れていきます。

 

「このまま流れていくかなぁ」

ワクワクしながら、一緒に歩いていきます。

 

「あっ!引っかかった!」

すぐさま救出してくれます。何度も何度も、丁寧に助けてくれました。まるで笹舟のお母さんみたいです。

 

その後も流して歩き、道路沿いの側溝がなくなるところまで来ました。

「笹舟、どうする?」

考えて出した答えは・・・

雪の上に置いてあげることにしたようです。

「ばいばい!」

春になって雪が解けたら、学校の近くまで流れてきてくれるかな?

 

 

事例に対する保育者の思い

峠からの眺めは春の時とはまた違い、凛とした美しさがありました。子どもたちもその景色を眺めて、雪の多さとその美しさを感じていました。異なる表情の鬼無里の里を見られて良かったです。

行く前に、帰り道は少し歩こうと話すと「歩くの疲れる~」と言っていた子どもたち。でも、笹舟を追いかけながら歩いてきたら、あっという間に3停留所ほど歩いて来れました。夢中になれることがあるって、すごいことだなぁと改めて感じました。

 

ながのしきなさほいくえん 長野市鬼無里保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮川 一恵
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1995.4.1
認定日 2016.10.12
区分 保育所
住所 〒381-4301 長野市鬼無里160-4
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-256-2582 
FAX : 026-256-2582 
定員数 未満児 : 15人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ