2017年5月19日
保育園の先生が持ってきてくれた種芋。しばらく廊下において観察しました。2種類あって大きさも違います。そして4、5歳児のクラスでジャガイモ料理がたくさん出てくる絵本「じゃがいもじゃがじゃがさつまいも」を読むと…
「おいしそう!」「食べたい!」「いっぱいジャガイモつくろうー!おー!」ということになり、ジャガイモを植えることにしました。
きたあかりという黄色の芋と男爵という白い芋の2種類です。さてどんな芋ができるのか…見守っていきます。
「これが大豆だよ。」「おいしい枝豆できるかな。」先生の手元をジッと見つめ土をかけるときも真剣です。しっかりかけようとして土をぎゅーっとしすぎてしまう場面も!「やさしくかけてあげようね。」と伝えると「うん!」とかけ直してあげていました。
「おおきくなーれ!」とお水をあげました。
4、5歳児は畑の作物を決める話し合いもしました。ジャガイモを植えたことで去年のことを思い出すと「何か作ろうよ!」と声が上がりました。
そこでまず知っている野菜の名前をあげてもらいました。すると、でてくるでてくる!アスパラ、にんじん、ズッキーニ、キャベツ、トマト、きゅうり、ブロッコリー、なす、いんげん、ピーマンなどなど。その中からみんなの力で作れそうなものにしぼって、決めていきました。きゅうりとトマトは作りたい人が多かったのですぐに決定。
ここから、年長児が代表で決めていきました。
最終的には、トマト、きゅうり、いんげん、ピーマンに決定しました!
「植えたところは踏まないようにしようね。」と保育士が言うと「どこに植えたかわかんなくなっちゃいそう。」とぽつり。「看板立てとこう!」と案が出てきたあかりとだんしゃくの看板ができました。大きくなりますように。
話し合いで決めようとした畑の作物ですが、3種類くらいがいいかなと話が決まってから最後にいんげんとピーマンが残り作りたい子は半々でなかなか決まりません。
子1「いんげんにしようよ!」
子2「ピーマン食べたい人もいるかもしれないよ!」
子3「ちょっと手あげてみようよ!」 半分ずつなのは変わりません。
子4「全然話が進まないよ…どうしたらいいの。」
シーン、少しの沈黙。そしてまたそれぞれの思いが出てきて大討論会。しばらくくり返していましたが、
子4「みんなで頑張れば両方作れるかも!」 の意見が出ると「うん!それいいね!そうしよう!」と決まりました。
その後も、「でもさ、雨降りの時はどうする?毎日草取りしなくちゃいけないのに…。」「お休みの日もあるよ!」「じゃ、天気の日に少しずつ草取りすることにしよう!」と何を頑張るか、具体的な案まで出てきていました。子どもたちの考える力に感動しました。去年の年長児の姿を覚えていて、近所の吉池商店さんに苗を買いに行くことも決定しました。
植物や野菜を育てることで気づくことはたくさんあります。一人ひとりが気づいた、不思議さ、美しさを日々の活動に結びつけて行くことができればと思います。
年長児は、目的に向かい集団で活動し考えて判断したり、解決したりする力を培っていきたいなと思っています。今回のような話し合いの場面を多く作り、友達の主張に耳を傾け共感したり、意見を言い合う経験を積み重ねていきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 根津 ちひろ |
運営法人 | 信濃町 |
運営法人代表者名 | 信濃町長 |
園の設立日 | 1974.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389-1314 上水内郡信濃町穂波446 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-255-3416 FAX : 026-255-3416 MAIL : fujisato-h@town.shinano.lg.jp |
ホームページ | https://www.town.shinano.lg.jp/ |
定員数 | 未満児 : 12人 3歳児 : 13人 4歳児 : 13人 5歳児 : 13人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |