2022年2月28日

テーマ：

空・天気／人・地域／つくる

年　齢：

０歳児・1歳児・2歳児・4歳児

ねらい：

・雪の感触を楽しみながら、体を使って思い切りあそぶ。
・楽しいあそびを友だちに知らせながら、雪あそびを楽しむ。

待ちに待った雪が降りました。

子ども達はおうちの方にスキーウェアやスノーブーツを用意して頂き、雪遊びが出来る日を心待ちにしていました。

薄っすらと積もった雪を目指して、大急ぎで園庭へ出ていきます。

「だれかのりませんか～？」

「はーーーい、のりまーーす！！」

（オリンピック競技のリュージュみたいね！）

「いちごのかき氷をつくったよ。」

「こっちにもたくさんあるよー。」

（これはカーリングに似てるねぇ）

「もっとゆきがたくさんあればいいのになぁ・・・」

「そりのれんけつ」

（もっとゆきがたくさんあればいいのにな・・・）

（こちらはボブスレー！？）

子ども達の願いが通じたのでしょうか。

翌日また雪が降りました。

「やったー！きょうはゆきだるまがつくれる！」

「そりにゆきをあつめよう」

随分沢山集めたね。

「ねぇ、おしておして！」

引っ張る人と押す人。チームで力を合わせればぐんぐん進む。

（これは団体戦）

2歳の小さい組さんもかわいらしいスキーウェアを着て雪遊びを楽しみます。

雪の上を歩くだけで、テンションUP!!

（雪上かけっこがあれば1等賞だね！）

（雪合戦がオリンピック競技にもあったら間違いなく優勝！）

年長さんが作ったかまくら。ちょうど2歳さんサイズにぴったり！

「はいれたよぉ！」

（これはもう可愛すぎて間違いなく金メダル！）

選手がかまくらのメンテナンスも行います。

「ぺったん、ぺったん、もっとおおきくしたいの」

「ぼくははいれないなぁ・・・」

（入れなくったって大丈夫。大きくなった証拠だよ。）

２月に入り、更に雪が降り積もり園長先生が大きなジャンプ台を作ってくれました。

0歳・1歳児の小さなお友だちも恐る恐る先生と一緒に滑ります。慣れてきたら一人でチャレンジしてみます。

「しゅーできた。」

お兄ちゃんが一緒に滑ってくれるよ。できるかな。ドキドキするね。

「あたまからすべりまぁす」

（この滑りはなかなかできないぞ。勇気あるねぇ）

ゆきってきもちいいねぇ。

雪の上でコロコロ寝転んで雪の感触を楽しみます。

先生が「みんなで雪の上をごろんごろんしながらお部屋に帰ろう」と提案すると・・・

「いいねぇ！」

コロコロ転がってお部屋まで帰りました。

10回転半くらいはしたかしら！？これは間違いなく金メダルです。

「ねぇねぇ、みてみて、そりボードだよ」

なだらかな斜面を上手にそりで滑り降ります。

子ども達がもっとたくさんそり滑りをしたくて、考え出しましたよ。

上手くバランスを取りながら上手に滑ります。

（スノーボードハーフパイプもびっくり。オリンピックの新種目に認定だね。）

強化コーチ（園長先生）が作ってくれたジャンプ台で更に磨きがかかるそりボード。

段々とコツをつかんで、急な斜面も滑れるようになりました。手や足でうまくバランスを取りながら

上手に滑り下ります。

（これはオリンピック強化選手入り間違いなし！）

「せんせーー、みててー。」

「わたしもみててー。」

将来アイススケート選手間違いなしだね。

みんな体をうまく使って上手に遊べるね。

今シーズンは例年に比べ寒さが厳しく、氷や雪などさまざまな冬の外あそびを楽しみました。

保育士も子どもの頃遊んだことを思い出しながら、子ども達に色々な遊びを経験出来るように日々考えながら一緒に楽しんでいます。

雪はどうしてこんなにワクワクした気持になるのでしょうね。真っ白で冷たくて、フワフワ、サラサラ、カチカチ、ベチャベチャ。沢山の感触が楽しめ、また想像力を掻き立てられるのでしょうね。

そして、一緒に楽しめる仲間がいることでより一層楽しさが増します。

雪がみんなをふんわり包み込んでくれるので、転んでも大丈夫。勇気を出してちょっと怖いけどやってみようというチャレンジする姿が沢山見られた雪遊び。先生はそっと見守ります。

信州は四季がはっきりとしていることから、様々な自然遊びを楽しむ事が出来ます。

あと何回小さなオリンピックメダル候補たちが雪の中で遊ぶ（練習！？）することが出来るでしょうか。先生たちも一緒に雪遊びが出来ることを楽しみにしています。