2022年1月28日

テーマ：

空・天気

年　齢：

3歳児，4歳児，5歳児

ねらい：

雪の遊びをいろいろ楽しもう！

今年は、雪がよく、降ります。園庭が真っ白くなると、ソワソワする子どもたち。スノーウエアーに着替えて、外に行きます。

早速、雪集め。スコップを押してあっちこっちに分かれて集めだします。

みんなで協力して雪山を作ります。山が大きくなると、左右に分かれて雪合戦。年長さん中心のチームと保育士が加わった年少、年中チームに分かれます。

先ずは、雪玉を作って準備をします。サラサラした雪のため、雪玉が作りにくいです。

「ヨーイ、はじめ！」の合図で開始。初めは両チームとも引けを取らない戦いでしたが、準備した雪玉がなくなると雪の掛け合いに変更。

一方、土山に積もった雪で転がりだした子どもたち。

初めは転がっていた子どもたちも、順にそりを持ってきてそり滑りが始まりました。一人乗り、二人乗りと楽しみます。

数日後、毎日のように園庭での雪遊びを楽しんでいましたが、お天気で園庭の雪も少なくなったので、今度は園外に出て、近くの村民グランドに雪を求めて出かけました。

年長さんはスコップを持っていきます。柄の中央を持って、引きずらないように気を付けれるのは、さすが、年長さんですよね。

村民グランドに着くと、一面真っ白。‘‘おやっ！？‘‘　一足先に雪の上を通った足跡を発見。子どもたちは足跡を追って駆け出していきます。足跡は、グランド外まで続いていました。

雪の上をあちこち歩いて、今度は自分の足跡を付けて楽しみます。同時キュッキュッという音を出して楽しみます。

年長さんが運んでくれたスコップの出番です。広ーいグランドをスコップを押して雪を集めたり、道を作って楽しみます。

どこまでも続く雪の上で、寝てみたり、転がったり、楽しみ方はいっぱいです。

すくった雪をパーッと舞い上げ、「つめたい！」　「きれい！」　「おもしろい！」と、大騒ぎ。

「これ見て」と、動物の足跡を真似して作ります。

「こんなのを見つけたよ」と、大きな氷の塊を見つけて嬉しそう。

翌日、年長さんは再び村民グランドに出かけました。前夜、雪が降りました。前日、サラサラの雪で固まらなかっので、今度は雪だるま作りに挑戦です。

「よいしょ、よいしょ」と、力を合わせて転がします。二人ずつ大きい雪玉を作り、合体します。

雪だるまの完成です。もう一つは、かまくらからのトンネルが完成。

「今日の雪、固まらない」「何で？」と不思議がる子どもたち。「お砂糖（グラニュー糖）みたいだ！」と、雪の粒を見て思ったり、別の日に降った雪は固まったりする不思議さに遊びを通して経験しました。

村民グランドに向かう途中、「何で、こっちに雪があって、こっち（反対側）に雪がないの？」と、道の右と左で雪があるのと無いことに不思議がる子がいました。そんな中、「陽が当たっていて雪が溶けちゃって、こっちは山があって陽があんまり当たらないから残っているんだよ」と、説明する子がいました。「じゃぁ、村民グランドは山がないから、雪が溶けてないんじゃないの？」と心配する声もありましたが、手つかず状態のままであったので、しっかり雪がありホッとしていました。

村民グランドで見つけた動物の足跡。鹿？うさぎ？いのしし？犬？と想像し、何だったんだろうと、興味津々。その後も、足跡探しを楽しんでいました。中には、動物の足跡を真似て、手で作り「似てるけど、何か違うよね」と違いに気づいたり、関心を示す姿がありました。

根羽村は近隣地域に比べると比較的暖かいため、雪も少ないのですが、今年は雪が多く毎日雪遊びを楽しめる環境にあります。

朝、登園して朝の準備ができるとスノーウエアーに着替えて園庭に出てきて遊んでいます。そり遊びを毎日、何回もしているうちに少しずつ、滑る距離が延び、滑る時の体勢のコツがわかってきたようです。

遊び方の発見、工夫も色々で、面白いです。今回はやりませんでしたが、かき氷作り遊びへと展開して楽しめると良いなと思います。今は、体全体で楽しんでいるっていう感じでした。

まだまだ、雪遊びが楽しめる時期なので、思いっきり雪三昧で満喫したいと思います。