2022年1月25日

テーマ：

植物・生物／空・天気

年　齢：

3歳児

ねらい：

・雪の感触を味わいながら、友だちと一緒に雪遊びを楽しむ。
・雪の不思議や発見に興味をもつ。

上川手認定こども園にもうっすら雪が積りました。

朝から雪あそびをしようとワクワクして子ども達が登園です。

スキーウェアーを着て準備ができたら、園庭へ出発です。

まずは、雪の上に寝転がり、雪の感触を味わいます。

そのままゴロゴロと坂を転がります。

そりを持ってきて、そりあそびも始まります。

友だちと一緒に乗るとスピードが出て、またそりが楽しい!!

移動式のかき氷屋さんも登場です!!

雪玉を転がして、どんどん大きくしていきます。

「雪がいっぱいある所は、どこかな?」

「目は、石にしよう。」「口は、どんぐりね。」

「鼻と手は、木の棒を持って来るよ。」

最後は、顔のパーツを付けて雪だるまの完成です!!

園庭の雪が、なくなってきてしまったので、「裏の畑に行ってみよう！！」と雪探しに行きます。

すると、・・・・誰もまだ足を踏み入れていない所に謎の足跡が・・・・？

「なんだ！これ？」「何が歩いたんだろう？」

見てみるとその足跡は、ずっと先まで続いています。

「よし、どこまで歩いて行ったか調べてみよう！！」「探検ごっこだー！！」

ゆっくり足跡を辿って行きます。

着いた先は・・・・・？自分達のクラスうさぎ組の裏出口！！「あー！夜こっそりお部屋に入ったのかな。」

「でも鍵がかかってるから入れない！！」

そんな話をしているとまだまだ足跡が続いているのを発見！！

「あっ！こっちにもある。」

どんどん歩いて行くとプールの前で足跡が消えていました。

「もしかして、かいちゃんかも・・・・」かいちゃんとは、先日クラスで読んだ絵本「バムとケロのさむいあさ」に出てくるあひる。

寒くて湖の水に凍りついていたかいちゃんを思い出したようです。

「かいちゃんいるかな？」「良かった、何もいない。」ホットひと安心です。

「こうやって、歩いて行ったかも・・・」と何者か分からない動物の真似をしてイメージをひろげて帰っていきます。

待ちに待った雪が積もり、転がったり雪を固めたり、踏んだりと五感を刺激して遊びを考えながら、友だちと一緒に楽しむ姿が見られました。

今まで読んだ絵本のお話しが心に残っていた子ども達は、雪の上の足跡が、プールに辿りついて途端、お話しの世界と合致し、さらにイメージがひろがっていったのだと思います。

日々遊びの中で、溜めこんでいる楽しい経験を大切にしながら、想像力や表現力が、豊かになり、心が育つ遊びを楽しんでいきたいと思います。