2021年12月27日

テーマ：

土／水／空・天気

年　齢：

3歳児

ねらい：

●冬の自然に親しみ、友だちと関わりながらあそぶことを楽しむ。
●冬の訪れを感じ、季節の変化に気付く。

朝晩の冷え込みがよりいっそう厳しくなった１２月下旬、保育園のすぐそばにある「あおきっこ広場」にみんなで遊びにいきました。

「やったー！」と、元気よく友だちと一緒に駆け出す子どもたち。

いつも全面緑色の広場ですが、この日はちょっぴり違うことに気が付きます。

「先生！白いよ！」

子どもたちが言いたかったのは、地面が白かったこと。

そうです、前の日に少し雪が降って積もっていたのです。

さっそく触る子どもたちからは、「わ、つめた～い！」と驚きの声。

どんなに冷たくても、どんどん触って形を作ってあそぶ姿がありました。

みて！ちいさなゆきだるまができたよ。

雪玉を作って投げて楽しむ子も。

あ、ここには霜があるね。

こっちには”しもばしら”だ！

川には氷ができてるよ！

でもこっちの川には氷がなくて水だよ！なんでかな～？？

みんなの大好きな広場には、たくさんの冬の自然と不思議がありました。

「あ！！」と、いつもと違う広場の変化に、とても敏感に気付く子どもたち。

さっそく身を乗り出し、川に張った氷に手を伸ばします。

「こおりが”ツルツル”だよせんせ～(^▽^)/」

そしてこちらは霜柱。

「これは”サクサク”するよ！」

「違うよ、”ザックザク”だよ～」

と、1人ひとり違ったその子ならではの表現がとてもおもしろい♪

”手”で触って、

”足”で踏んで、

”耳”で音を聞いて、、

最初は”目”で見て興味を持ち、五感を使って全身で冬の自然を体感している子どもたちでした(*^_^*)

「あ～楽しかったね～」と広場から帰ってくると、いつもみんながたくさんあそんでいる園庭の日陰にも、うっすらと雪が残っていました。

大人にとっては「さむい～」と閉じこもりたくなってしまう季節ですが、子どもたちにとっては興味津々のワクワクな世界！！

あちこちにある冬を見つけると、とたんに目を輝かせ、友だちや保育士と一緒に飛びつく子どもの姿に刺激を受けます。

そんな純粋で輝いた子どもたちの心を大切にしながら、これから本格的になる冬の自然を一緒に楽しもうと思います(*^_^*)