2021年12月20日

テーマ：

土／植物・生物／人・地域／食

年　齢：

３、４、５歳児

ねらい：

・秋の自然に直接触れ、季節の移り変わりを知る。
・畑での収穫を通して秋の生長を体験する。
・地域の方の協力を得ながら地元の自然に触れる。

◎天気のいい秋の日、年長さんの育ててくれたさつまいもをみんなで収穫しました。

・長いつるを引っ張ると・・・。でも、簡単には出てきませんよね。そこで友だちと力を合わせて掘ってみます。

「折れないように、こうやって」「よいしょ、よいしょ」

「きれいに洗おうね」

「洗ったらお日様に当てるよ」日当たりのいい場所に運びます。

・たくさんのさつまいもが収穫できました。しばらくお日様に当ててから焼き芋にしておいしくいただきました。年長さん、水やりや草取りしてくれてありがとう！！

年長さんはさつまいものつるでリースも作りました。クリスマスが楽しみです！

《おまけ》はたけで一生懸命、芋を掘っていると思いきや・・・

「いっぱいとれたね。」　　幼虫探しに夢中な子どもたちでした。

◎お出かけ

・遠足やお散歩で小学校や中学校へお邪魔しました。広い校庭やいつも使っている物よりも大きな遊具に大興奮。

・小学校には大きな遊具があったり、秘密基地のような場所があったりして大喜びでした。

・中学校では、図書館に入れていただきました。机も椅子も大きくて、ちょっぴりお兄さんお姉さんになった気分の子どもたちでした。

「保育園より広いね！！」「あっちまで競争だ。」

「ふむふむ。」真剣な表情ですね

◎木育；大峰高原散策

・10月21日、年長さんは大峰高原散策に出かけました。紅葉の時期にはきれいに色づく、七色大かえでやツリーハウスを見たり、山道を散策してきました。

この時期はまだ、色づきが進んでいませんが、説明を聞いていざ出発！

・普段はあまり歩くことのない山道を歩いていくと・・・

「あっ!何か見えてきたよ」「なんだろう？？」「屋根が見える」

「近くで見たいね」

木の上にお家があるよ！！階段もあるから登れるのかな？？

・この後、ツリーハウスに数人ずつ登らせてもらいました。お家の中から”おーい”賭したにいる友だちに声をかけたり、”すごーい”と景色を楽しんだり、”こわーい”なんて声も聞かれました。

きれいな秋空の下、貴重な体験ができました。

・年長さんが一生懸命お世話してくれていた畑のさつまいもの葉っぱが、大きくなっていることを気にかけていた年少さんと年中さん。葉っぱがなくなり、さつまいもを収穫することで新たな、春から秋にかけての生長を知ることができました。年中さんは、”今度は僕たちが”という気持ちを持てたかもしれません。

・茎も捨てずに再利用できることが分かり、年長さんは一生懸命巻いていました。楽しみは続いています。ちょっとした再利用に触れられました。

・さつまいもがよく育っていたところで、虫の幼虫も育っていました。何になるかまでは分かりませんでしたが前回とは違う、成長を知ることができました。

・地元でもある大峰高原を散策して、自然に直に触れ季節の移り変わりや山道の歩き方の難しさを感じることができました。大カエデは色づいたときにまた来たいな、という声も聞かれました。

・前回とは違う”せいちょう”に触れることができました。さつまいもの苗を植えてから収穫までの長い帰還でのお世話が必要なことを実感し、年長児は達成感が味わえたと思います。また、年中児、年少児は年長児への感謝や憧れ、期待などにつながったように思います。

・畑で偶然幼虫を見つけて、学年を越えて自然と集まる姿が見られました。決まりきっていない異年齢交流の場になりました。これからも何気ない交流が増えていくといいなと思います。

・地元の方の協力を得ることで、大峰散策ができ貴重な体験ができることはとてもありがたいことです。子どもたちを通じて家庭での話題に上がったり、足を運ぶきっかけになりそうです。今後も続けていけたらいいなと思います。