土 植物・生物 つくる 深まる秋といっしょに!

2021年12月3日

テーマ:
土/植物・生物/つくる
年 齢:
2歳児
ねらい:
・秋の自然にふれ、生き物や植物に興味を持つ。
・生き物と触れ合うことで、命の大切さに気がついたり親しみを持ったりする。

活動内容

肌寒くなった秋でも元気いっぱいで戸外遊びを楽しむ子どもたち。秋とともにやってきたトンボに夢中です!休憩していたトンボにそ~っと近づき、見事ゲット!

この真剣な顔つき…。捕まえて喜んだのも束の間、どうすれば逃げられずに、そして傷つけずに持っていられるのかを考えているのですね。上手に持つことができていたので、この後のお別れ時には元気よく飛び立っていくトンボの姿がありましたよ。

こちらは冬眠前に大量発生したカエルに大興奮!みんなして網を手に持ち「えいっ!」

「それ!…捕まえた…??」

こちらも見事にゲット!「見てみて~!」と得意げに見せてくれました。

お友だちにも「ほら。」

 

 

木々の紅葉に気が付いた子どもたちは、赤やオレンジ、黄色に色づいた落ち葉を夢中で集めます。

大好きなお砂遊びにもさっそく取り入れ、お砂ケーキにトッピング!「赤だからイチゴ味ね~」とかわいらしい呟きも。

 

生き物や自然物に囲まれ、毎日笑顔いっぱいで遊ぶ子どもたちです!

子ども達のきづき

数日経ったある日のこと…。トンボやカエルたちがパッタリと姿を見せなくなってしまいました。「あれ?全然いない…」「おーい、トンボさーん」と一生懸命探しますが、見つからず。「寒いからおうちに帰ったんじゃない?」というお友だちの言葉に残念がりながらも納得し、諦める子どもたち…ではありませんでした!「せんせ~!いっぱい捕まえたよ~!」と網を持って走ってきましたよ!

一体どういうことなのでしょう?網の中を確認してみると、なんと!

おもちゃの虫がたーくさん!!
なるほど、“本物の虫がいないのならこっちの虫を捕まえちゃえ!”となったのですね。確かに虫であることに違いありません。この発想には驚きでした!

 

お砂遊びのほうにも変化が。段々と茶色い落ち葉が増え始め、メニューが変わっていました!こちらはカレー。

こちらはコーヒー。

ちぎった落ち葉をチョコレートに見立て、お料理にトッピングする子もいました。

葉の色の変化にもいち早く気が付き、看板メニューを臨機応変に変えていく子どもたちです。

 

 

この日は強い風が吹き、黄色いイチョウの葉がたくさん舞い落ちてきました。多くの葉が一気に舞う様子に「わあー!」「きれー!」と歓声があがります。すると、イチョウの葉を夢中で集めていた子の内の一人が葉をギュッと握りしめて走ってきました。

そして、「先生見て〜!こうやって葉っぱギューッてしたら飛んでいかなくなったよ!」と教えてくれました。風に舞う葉に興味をもち、どうして葉が舞うのか、どうしたら飛んでいかなくなるのかを実際に触って試し、気がついたようです。すごい!大発見だね!!

事例に対する保育者の思い

深まっていく秋に合わせて遊びを発展させていく素敵な場面をたくさん見ることができました。大人では思いつかないような発想に驚きの毎日で、思わず「なるほど!!」と感じることが多くありました。生き物と触れ合うことの楽しさを知った子どもたち、生き物と出会えなくなってしまったらどうするのか。赤い落ち葉で作っていたお料理、落ち葉の色が変わってしまったらどうするのか。風に舞う葉っぱ、どうしたら舞わなくなるのか…それぞれの場面すべてに子どもたちの考え、発見、工夫が詰め込んであり、改めて自然の中で遊ぶことの学びの多さを感じました。これからも子どもたちの発見を近くで見守りながら、自然の中で遊ぶことの楽しさ、面白さを一緒に感じていきたいと思います。

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ