植物・生物 人・地域 つくる 魅力いっぱい!秋を満喫!!

2021年11月12日

テーマ:
植物・生物/人・地域/つくる
年 齢:
3歳児
ねらい:
・身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で面白さ、不思議さ、美しさなどに気づく。
・感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。

活動内容

秋はどこへ!?とあっという間に冬の寒さがやってきたと思ったら少し寒さも和らぎ、秋らしい晴れ晴れとした空に心地よい日差しが降り注ぎ、過ごしやすい気候となりましたね。短い秋を大切に過ごしていきたいものです。

「さむくないよ〜!」「風が冷たくて気持ち良い!」と元気いっぱいにお外を駆け回る子ども達。遊び方も日に日にレベルupしていき、簡単なルールのある遊びを友達と一緒に楽しむ姿が多く見られるようになってきました。

戸外遊び中、ある発見をした子ども達。男の子が葉っぱの落ちた木と落ち葉を見ながら「あの木、葉っぱないよ」「赤い葉っぱ綺麗」と教えてくれました。女の子は「おやま色付いてる、上の方は白いね」と紅葉と雪がコラボレーションする黒姫山の様子を伝えてくれました。

町中の木々が色付き始めた11月。魅力いっぱいの秋、園庭だけではもったいない!と近くの神社や公園にお散歩に出かけました。

まずはもみじが綺麗な古間神社へ。

神社の坂を登ると

黄色や赤く染まったもみじがみんなをお出迎え!鮮やかな色に心が癒されますね。

神社ってお参りするんだよねと言った子ども達はまず、神様のところに行き、手を合わせていました。

元気いっぱいにあそべますように☆”とお願いしたあとは、さぁ遊ぼう!!

木をじっと見て紅葉を楽しむ子、坂や長い階段を往復して楽しむ子、自然物を使ってバーベキューをする子。

「みて!イモ!」「食べたい」と焼き芋会で使用した杉っ葉を見つける子もいましたよ。

ほっかほかのお芋また食べたいね

お次はお散歩の定番!小丸山公園へ。

何度も行ったことのある公園ですが、落ち葉や木の実がたくさん落ち、秋模様に姿を変えていました。

どんぐり、松ぼっくりに小さな実、と様々な自然物を発見!栗が落ちていることに気づき、イガから中身を出そうと足を使う姿もあり、栗拾いで教わったことを実践していました(地域の方のお宅へ栗拾いに行った際、イガは足で開いて取るということを教えていただきました)。

ここでは古間神社のバーベキューからさらに進化したキャンプごっこがスタート!

木の枝を折って焚き火をしたり、食べ物を焼いたり。「ここはトイレだよ」と切り株をトイレに見立てている様子もありました(椅子のような形をした切り株)。

まだまだ遊び足りない!という様子の子ども達でしたが、お散歩バッグの中にはお土産いっぱい、発見もいっぱいのお散歩になりました。

子ども達のきづき

「葉っぱってどんな色?」という問がけに対し、「緑!」と答える子ども達。葉っぱ=緑というイメージが強いようですね。

ですが、実際に葉っぱを拾って観察してみると

緑だけでなく赤、黄、茶、オレンジと様々な色が混ざりあっていることに気づきます。

また、ふにゃふにゃの葉とパリパリの葉、葉によって感触が違うことにも気づきます。

パリパリの葉はすぐにボロボロになっちゃうけど、ふにゃふにゃの葉は曲げても大丈夫なんだ!と保育士と一緒に試す姿もありました。

実際に葉っぱを見たあとは、水を沢山含んだ絵の具と和紙を使い、葉っぱの色を表現してみることにしました。

自分の好きな色を選んで塗っていきます。じわーっと混ざり合う色、色が合わさると「茶色みたい!」と色の変化にも気づいていました。

乾いた紙を葉型に切った後はのりを使用して本物の落ち葉と一緒に貼ってみます。

少し紙が破れてしまうと「葉っぱも穴空いてるもんね」と葉によって形が異なることを思い出していました。

のりで貼ることは何度も経験してきたため上手にペタペタ貼っていきます。しかし、順調に貼っていた子の手が止まり「むずかしい」と本物の葉っぱを貼る難しさを感じている様子がみられました。

本物の葉はのりを多めにつけ、ぎゅっとしっかり抑えなければ上手く貼ることが出来ません。「これくらい?」「ぎっとするね」と一枚一枚丁寧に貼り一人一人違った色、違った形の木が完成です!

完成した数日後、作品を見ていた女の子が「葉っぱくるってなってるよ」と葉が丸まっていることに気づきました。

「葉っぱちょっと落ちてるよ」と男の子。「パリパリだね」と落ち葉拾いをしたときのことを思い出し、「ふにゃふにゃだったのにね」と感触の変化を発見。実際に触れて見る中で「ふにゃふにゃがパリパリになるんだ(水分が蒸発して乾燥する)」という葉っぱの性質を学んでいました。

事例に対する保育者の思い

秋は食欲、芸術、読書…というように魅力はいっぱいで、子ども達にとっても目や耳、手から様々な刺激を受けとることの出来るドキドキワクワクするような季節です。子ども達の発想もより豊かになり、木や実を道具、食べ物、生き物などに見立てて遊んだり、どうして葉っぱが変化するのだろうかと想像したり。その中でこっちの方いい!こうすればもっと良いのではないかと気づいたり。遊びながら学ぶ姿が多く見られます。

子ども達には直接体験、経験をたくさん積み、自分でやってみる中で自然の楽しさ、面白さ、不思議さを感じていってほしいと思います。

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ