中信エリア
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2021年11月29日
ここ数年、日頃の給食でパンを持ってくる子が増えてきました。
保育士たちはご飯もたくさん食べてもっと身近に感じてほしいと願い子どもたちとタライに稲の苗を植えてみました。
5月
初めての田植え
2人で1本ずつタライの田んぼに苗を植えました。
「田んぼでお米ができるの?」と不思議そうな子どもたちです。
毎日タライをのぞいては「水足りてるかな?」とチェックしてくれました。
7月
稲が大きくなってきたよ!
小さなタライでも稲が育ってきました。
「葉っぱがつんつんして気持ちいい」
小さいクラスのお友だちも何だろう?と不思議そうに触っていました。
8月
稲の“穂”が出て花が咲いたよ
「お米にも花が咲くの⁈」と驚いていた子どもたち。
お米の花、かわいいね。
8~9月
お米がふくらんできたよ
「お米がまがってきた。」
穂が垂れてきました。
「もうお米とれる?」
稲刈りが楽しみになりました。
10月
いよいよ稲刈り
田植えの時には2人で1本ずつ植えたのに、稲刈りの時は1人1本ずつ刈ってもまだまだたくさんとれました!
刈った稲は“はぜかけ”をしました。
もっともっと美味しいお米になりますように!
「苗ってこんなに小さいんだね。」
「本当にお米ができるの?」
半信半疑な子どもたち。
散歩では田んぼの横をよく通っていますが、実際に自分の手で触り植えた苗はこんなにも小さいものかと感じたことでしょう。
毎日食べているお米にはまだまだほど遠い苗の姿に心配になったのかもしれません。
「水ってこのくらいあった方がいいのかな?」
晴れた日には水を足したり、雨の日は水が足りてるなぁ、と稲に必要な水の量もわかってきました。
少しずつ稲が高くなってきました。
タライの中にはカエルさんも住んでいます。
たくさんの子どもたちが興味を持ち始めました。
「田んぼにも、草はえるんだね!」
草取りもしてくれました。
そんなある日、小さい組さんが草と間違えて稲を抜いてしまいました。
「これは、草じゃなくて稲っていうんだよ。お米になるんだよ。」
年長さんは早速小さいお友だちにも教えてくれました。
お米に花が咲いた時、だんだんと穂の先にお米の粒が見えてきた時、テラスに出た時や庭で遊んでいる時にいつも誰かがチェックしてお友だちや先生に知らせてくれました。
稲刈りも本当の田んぼでは鎌で刈るのですが、はさみでチョッキン。
稲を切るときのはさみから伝わる感触や音はなかなか体験できません。言葉では言い表せない味わい深いものだったと思います。
そして、“はぜかけ”って何だろうと思ったことでしょう。
お米がおいしくなる方法をひとつ知った子どもたちでした。
周りには田んぼがたくさんあるこの土地で育ちながら、お米に関して知ってはいるけれど身近に感じていなかったのではと考えた保育士たち。
もっと身近な所で感じてほしいとタライに苗を植えることにしました。
散歩に出た際には今まで景色としてあった田んぼの風景も、稲が育っている場所だと少しずつ感じてくるようになってきたのではないかと思います。
さあ、稲刈りの次は…脱穀です。
稲刈りの時に収穫したお米をどうするか聞いたところ…「食べたい」とすぐに言った子どもたち。
食べられるようになるまでにはまだまだ、やらなければならないことがあります。
みんなの口に入るまでのお米の経過も知ってほしいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 滝沢 真紀 |
運営法人 | 安曇野市 |
運営法人代表者名 | 安曇野市長 |
園の設立日 | 1974.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-8101 安曇野市三郷明盛3365-1 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0263-77-2393 FAX : 0263-77-2393 MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp |
ホームページ | http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/ |
定員数 | 未満児 : 21人 3歳児 : 40人 4歳児 : 52人 5歳児 : 52人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |