2021年10月25日

テーマ：

土／植物・生物／火／食

年　齢：

3～５歳児

ねらい：

・旬の食材に触れ、匂いを嗅いだり触ったりしながら味わう。
・自分たちで活動を進めていくことの面白さ・喜びを感じる。

運動会が終わり、秋風が心地よい季節がやってきました。

諏訪神社や保育園近くまで散歩に出る機会も増えてきました。

神様にご挨拶「遊ばせてくださーい！！！」

咲いているお花を摘んだり、走っていく電車を見たり。思い思いに遊んでいます。

お部屋では、この時期ならではの”あれ”を使ったゲーム作り。

素材を組み合わせながら、「どんぐりころがしゲーム』。

うまくどんぐりが転がっていかないときには・・・

お友達と考えながら、親しんでいます。

１０月２１日には、焼き芋会がありました。

使うさつまいもは、毎年春に５歳児と地域の方が一緒に苗を植え秋に芋堀りをしたさつまいもです（今年度は、さつまいも堀りを一緒に行いました）。

３・４・５歳児、みんなでさつまいもほりに行ってきました！

土の中に隠れているさつまいも。

その大きさはというと・・・・・

大きなおいもばかりで、満足げな子どもたち。

１人１本ずつ、お土産もいただきました。

焼き芋会のためには・・・

「杉っ葉がないと火がつかない」「前（去年）は、あそこで葉っぱ集めたよね」と４・５歳児のお友達が思い出し、杉っ葉拾いにも出かけました。

そしていよいよ当日。さつまいもの準備からスタート！！

慣れた手つきでどんどん包んでいく５歳児さん。４歳児さんも、教えてもらいながら一生懸命です。

薪の準備もみんなで協力して。

保育士の姿から、「やってみたい」と薪を組むお友達も。

薪を組み終えると

「あ、玄関がはっぱだらけ」

「だったら、ほうきで集めよう」

自分たちで考え、進めていました。

火がつき、芋を入れられる「おき」になるまで焼き芋ジャンケンをして待ちました。

年下のお友達には姿勢を低くしながら優しく話しかけたり、「こっちだよ」と教えてくれたり。

「おき」になったら、１人１本ずつさつまいもを入れました。

保育士がさつまいもからアルミホイル・わら半紙のお洋服をはいでいくと・・・

「やきいもになってるー！！」

「（さつまいもの）匂いがする！！」

「早く、食べたーい！！」

出来たてを給食でいただきました。

焼き芋会の後

「このまま（炭が園庭にあるまま）だと、みんなが遊べない」

「手で炭を触ったら、真っ黒になっちゃうよ」

「畑に運んで、栄養にしよう」

いままでの経験を思い出しながら、最後までやり遂げていました。

＜さつま芋掘り＞

茎を引っ張ってもなかなか抜けないお友達。

「周りの土を掘ってからのほうが、いいんじゃない？」

工夫しながら掘り進めていました。

＜火を見ながら＞

「メラメラメラって、音がする」

「パチパチってなるのは、杉っ葉が燃える音かな？」

まちにまったやきいも会。杉の葉を拾いに出かけたり、薪を運んだりして準備から子どもたちと進めてきました。自分達が力を合わせて進め、より活動を親しめたと思います。今年度の５歳児さんの姿を見て、３・４歳児さんは来年度に期待を高めていました。火の温かさ・燃える音・木の変化・焼きたての匂いなど五感を使いながら、旬を味わえたと思います。今日のように自分たちで考え進めていく活動を通し、１人ひとりの力を伸ばしていきたいです。