2017年3月24日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／火／人・地域／食／つくる

年　齢：

０～５歳児

ねらい：

子どものあるがままの姿を受け止め、共に成長を喜びあう

雪がチラつく中、柏原保育園ぶどう組２２名の子ども達が保育園を巣立っていきました。

大好きな先生や友だちとの別れに涙する子も見られましたが感謝の気持ちを伝え笑顔が見られました。

春からは１年生。期待と不安もあると思いますが先生たちは温かく見守っているよ。

頑張れ。一年生!!

今年度柏原保育園では、子ども達の個々の発達に合わせた環境を考え、生活や遊びの中で工夫して過ごしてきました。

０・１歳児のクラス。

保育士手作りのすべり台で子ども達が安心して遊んでいます。

２歳児クラス。

子ども達は狭い場所が大好きなので隙間も考えて有効活用。遊びも広がります。

園舎の裏の何もない土手で自由に遊べるように「わくわく広場」を作りました。

タイヤ・ロープを付けるだけで遊びが広がり、小さい子も遊びやすくなりました。

自分たちの好きな遊びを選び、一人ひとりがじっくりと遊び込む姿が見られた一年になりました。

「ここに家を作ろう」と年長児が枝を運んで家を作ってくれました。その中でおままごとが始まります。

土手の上に登れなくて困っている友達に手を貸す優しさも自然に生まれます。

かげちょろやかたつむり等の生き物にも興味が出始め、大事にしようとする気持ちがうまれ３月になった今でも大事にお世話をしています。

わくわく広場で遊ぶようになったからこそ、セミの羽化に気付く事も出来ました。

秋の散歩で集めたどんぐりを日々の遊びの中で広げ、お店ごっこやクリスマスツリーに見立て遊びます。経験を通して広がる姿が見られました。

おやつのかしわもちの葉を使ってを砂で柏餅作り。給食のメニューも大活躍です。

四季折々の中で、沢山の発見や経験が出来た子ども達です。

子ども達はどんな環境の中でも遊びを作りだし、好きなことに夢中になって遊びます。

その経験の中から興味や発見をし友達との世界も広がっていきます。

今年度、環境を意識することで、保育士自身が子ども達に何を経験させたいのか。足りないものは何かを考えることができました。子どものつぶやきを見逃さず寄り添うことで遊びが広がっていくこともわかりました。新年度になると子ども達も変わるのでその中で出来ることを考えていきたいと思います。

最後にぶどう組のお友達、卒園おめでとうございます。

保護者の皆様、今の一瞬一瞬を大事にゆっくりと子どもさんとの時間を過ごしてください。

沢山の笑顔をありがとうございました。