土 植物・生物 空・天気 人・地域 食 つくる 実りの秋!みんなで力を合わせて稲刈りしたよ!

2021年12月7日

テーマ:
土/植物・生物/空・天気/人・地域/食/つくる
年 齢:
異年齢3・4・5歳児
ねらい:
・稲の生長を感じ、お米を収穫できることを喜ぶ。
・鎌の使い方や稲刈りの方法を知り、友だちと一緒に安全に活動することを楽しむ。
・秋の自然や実りに親しみをもち、五感を使って味わう。

活動内容

5月に田植えをした田んぼ。そら組とにじ組の子どもたち、保護者の方にも協力していただきながら田の草取りや、草取りや、水の管理、案山子作り、はぜ木運びなど、秋の収穫に向けて田んぼ活動に取り組んできました。

そら組(特化型)は、1年の四季を通して稲作活動を中心に、子どもたちが作物を育てる体験をしています。

その集大成として稲刈りにも気持ちが高まっていました。

 

 

からっと晴れた絶好の稲刈り日和。

子どもたちも準備バッチリ!期待でワクワク!田んぼに集まりました。

鎌を使って稲を刈るのが、年長のしろながすくじらのみんな。

前日にしろながすの子どもたちは、正しい鎌の持ち方や刈り方を教わりました。

 

 

年長さんが刈った稲をあぜまで運ぶのは年少・年中のみんくくじら、ざとうくじらの子どもたち。

しろながすのお兄ちゃん、お姉ちゃんが刈った稲、どこを持ったら、落とさず運べるんだろう?

みんくくじら、ざとうくじらのみんなは、収穫した大事な稲の持ち方を確認しました。

 

「はい、にっちゃん」

渡す手に力が入ります。

 

「はい、はるくん」

 

 

「稲の下の方をしっかり持ってね。」

 

年長・年中・年少の3人1組になり、いよいよ稲刈りの始まりです。

そらぐみ(特化型)しろながす(年長児)は、今までの経験を発揮し、一人一列を任されて収穫します。

 

 

稲刈り初挑戦のみっちゃん。

「う~うごかない~~」と、手にも表情にも力がいっぱい。

 

「かたい~」と言いながらも、力を込めて鎌を動かしています。

 

そうくんはコツをつかんだようで

「ザクッ、ザクッ」

 

真剣な顔で、稲も鎌もぎゅっとにぎる手に力が入ります。

 

もっちゃん・こっちゃん・かなちゃんも、前日に教わったことを思い出しながら、どんどん刈っていきます。

 

みんくくじらのゆうちゃん。

お兄ちゃんお姉ちゃんが刈った稲を、大事に大事に運びます。

「落ちないように・・・よいしょ よいしょ」

 

何度も何度も、田んぼとあぜを行ったり来たりするひいちゃん・かーちゃん。

「お願いしま~す!」と、稲を束ねる人へバトンタッチ。

 

落とさないように、両手でぎゅっと持つひっちゃん。

 

あっというまに一列がおわり・・・

 

「まだやる!!!」とやる気まんまん!

上手に刈れるようになると、自信がつき、「もっとやりたい!」と意欲も増してきます。

 

”ひと休み”  ちょっと休憩・・・ごろ~んと気持ちがいいね。

 

子どもたちが刈った稲は、お母さんたちが束ねていきます。

そして稲刈り開始から1時間余り。次ははぜ掛けです。

束ねた稲は、ずっしりと重みがあります。

「おいしくな~れ!」

 

子どもも大人も協力しながら

 

みんなの手と力で、稲刈りとはぜかけまでを終えました。

 

「稲を刈ってくれたしろながすさんに拍手~!」

 

 

今回、鎌を使って稲を刈った年長さん。

稲運びの役目をしっかり果たしてくれた年中・年少さん。み~んなよく頑張りました。

 

 

子ども達のきづき

ある日の散歩・・・。

たんぼコースはすっかり子どもたちにとっておなじみのコースです。

 

だんだんと黄金色に色づき始めた稲・・・

 

「これがお米なの?」と、もっちゃん・かなちゃん。

 

「けっこうチクチクする!!」ときょっちゃん。

 

「もう少しだよね!!」と稲刈りやお米の収穫を楽しみにするともくん。

 

 

「おおきくなったね~! 僕と同じくらいになりそう!!」

稲のすき間をかき分けて、稲と背比べをしている あーくん。

 

 

「案山子のおかげでスズメ来なかったんじゃない?」

 

田んぼへの散歩で、たくさんの発見や思いを発信する子どもたち。

稲が育っていること、稲穂にお米があることを触って実感していました。

 

事例に対する保育者の思い

春から田んぼ作業を通して、どろどろの土の感触を味わったり、田んぼの中にいる生き物に関心を寄せたり、子どもたちはこの田んぼで色々な経験をしてきました。

そして生長する稲の様子を、季節とともに子どもたち自身の目で見て、見守ってきました。

そら組・にじ組・保護者のみなさんで、一緒に稲刈りができたことで、より達成感が持てた活動になりました。

 

また、身体を使って実際に経験することで、コツをつかんだり、やっていくうちに上手になったり、子どもたちにとって自信となったり、「できた!」が実感できた瞬間も多くあったと思います。

 

日本の稲作文化に触れる大切さ、実体験を通して成長する子どもの姿を、これからも大切にしていきたいと思います。

あずみのしりつあかしなきたにんていこどもえん/きょういくのやまざとくじらぐも(にじぐみ いるかぐみ らっこさんぐみ らっこちゃんぐみ) 安曇野市立明科北認定こども園/響育の山里くじら雲(にじ組 いるか組 らっこさん組 らっこちゃん組)

園の形態 普及型
代表者氏名 園長   : 塚原理恵  
運営法人 安曇野市      NPO法人 響育の山里くじら雲
運営法人代表者名 安曇野市長 太田寛  依田敬子(響育の山里くじら雲 理事長)
園の設立日 1974.4.1
認定日 令和6年3月15日
区分 認定こども園
住所 〒399-7101 安曇野市明科東川手872-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-62-3954 
FAX : 0263-62-6205 
MAIL : hoiku@city.azumino.nagano.lg.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/     https://kujiragumo.jp
定員数 未満児 : 12人 3歳児 : 20人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,   土は他園で実施
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無
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