中信エリア
TEL: 0263-62-3955 FAX: 0263-62-6225
2021年9月29日
年中児のテラスにアカハライモリやバッタなど色々な虫かごがあり、いつも「見せて」「今度は何がいるの?」と毎日興味を持って見にいっている子どもたち。その生き物たちは、年中児が捕まえて持って来ているのだと知り、「ぼくも持ってくる!」と一人の男の子が蝶のさなぎをケースに入れ、持って来てくれました。
「これ、なあに?」「ちょうちょになるんだって」「・・・・?」
興味津々に虫かごを見てはいますが、さなぎと蝶はつながらない様子。
戸外遊びに出かけ、クラスへ戻ると
「え?!ちょうちょがいる!」「本当だ!」「ちょうちょになったの?」
さなぎが蝶になっていてびっくり。
みんなで虫かごを観察していると、蝶が倒れたまま動きません。
「どうしたの?動かないよ」と心配顔の子どもたち。しばらくすると羽を動かし始めました。
「あ!起きたよ!」と蝶が元気になったことに喜びあっていました。
その日、さなぎを持ってきてくれた男の子は、蝶をお母さんやお父さんに見せたいと、大切に持ち帰りました。
さなぎから出たばかりの蝶は、うまく羽を広げられず、手と足をばたつかせていました。
「なんか、くちゅくちゅしているよ」「くるしいのかな?」「起きないの?」
起き上がらない蝶を心配して、食い入るように見ていました。
給食の用意をしていると、蝶が動き出し、「あ!飛んでる!」「羽がおおきくなった」「きれいだね」と
また虫かごに集まりました。
砂糖水を湿らせた脱脂綿に蝶がとまると「あのね、蜜を吸ってるんだよ」とさなぎを持ってきてくれた子に
教えてもらい、また興味津々な子どもたちでした。
もっと蝶に興味が持てるように「はらぺこあおむし」の絵本を読むと、「あ!さなぎだ」「ここからちょうちょが出てきたよね」と、経験したことを重ねて、友達と話をしていました。
生き物が大好きな年中児のテラスには、いつも虫かごや水槽がいくつも並び、生き物もいろんな種類がいます。そして、ほかのクラスの子が見に行くと、「これは、イモリだよ」「カブトムシはこうやって持てば大丈夫」など、生き物について教えてくれます。生き物への関心が深まるだけではなく、異年齢の交流も日々の中でできていることをうれしく思います。
これからも、身近な生き物や植物に興味を持ち、驚きや発見をみんなで共感しながら、生命の大切さも少しずつ学んでいけたらと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 水谷 さとる |
運営法人 | 安曇野市 |
運営法人代表者名 | 安曇野市長 |
園の設立日 | 1976.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-7102 安曇野市明科中川手2924-2 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0263-62-3955 FAX : 0263-62-6225 MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp |
ホームページ | https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/ |
定員数 | 未満児 : 18人 3歳児 : 40人 4歳児 : 50人 5歳児 : 50人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |