植物・生物 🍎みんなで育てた藍で藍染に挑戦!

2021年10月8日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
身近な植物を使って染物を体験する。
どんな色になるか予想したり、色の変化を楽しんだりする。

活動内容

みんなで育てた藍で染物をしよう!

 

まずは、藍を根本を少し残してハサミで切ります。

 

次に、茎と葉っぱを分けます。

葉っぱだけにしたら、よ~く葉っぱをモミモミ♪

「モ~ミ、モ~ミ♪」と歌いながら、楽しそうです。

お日様の力で乾燥させます。

 

乾燥させた藍はこんな感じ

乾燥させた葉っぱの匂いは・・?

「なんかお薬みたいなにおい!」

「くっさ~い」

保育士の「何色に染まるかな?」の問いに

「緑かな」「茶色かな」と予想していました。

さあ、藍染の始まり始まり~!

 

水を入れて

ぐつぐつ煮出します。

 

「なんか、くさいにおーい」と鼻をつまむ子も。

 

1回目に煮出した汁は捨ててしまいます。

その後、お薬を入れ煮出すこと、全部で3回!

いよいよ、染めたい布を入れます。

今回は、

運動会で使う「はちまき」と

絞り染めをした布を染めます。

お薬を入れるとさらに匂いがきつくなります。

「くさ~い」と鼻をつまんで鍋の中をのぞきながら布を入れます。

布を浸して5分後・・・

液から布を出すと

最初は緑色だった布が

だんだん青色に変わっていきます。

「わー、色変わった!」

「青色になったね」

「なんで変わったの?」と大興奮の子どもたち。

 

模様をつけた布も

だんだん青色へと変化しました。

空気に触れさせることでさらに色が変化します。

好みの色になるまで何回か液に浸して干すことを繰り返します。

水洗いをして、模様をつけた布を開いてみます。

 

「ちゃんと模様になってるかな・・・」

「どんな模様だろう」

ドキドキ、ワクワク!

「わ~、ちゃんと模様になってるよ」

「見て、見て!」と大喜び。

「お星さまみたいだね」

水玉のような模様は洗濯ばさみで挟んで作ったよ。

今回は、育てた蚕様が出してくれた絹糸も染めました。

「蚕様の糸って、つるつるで気持ちいいね」

とっても素敵な色に染まりました。

「きれいな色~」

 

子ども達のきづき

☆葉っぱを乾かしたら、臭い匂いがしたよ。

☆最初は緑だった布が、お鍋から出すとだんだん青くなったよ!不思議だね!

☆葉っぱは緑だったのに青くなったね。

☆藍染はきれいな青色になるんだね。

☆もっと他の植物でも染めてみたいな。何色になるんだろう。

 

事例に対する保育者の思い

担任が好きで始めた染物の活動。春から、散歩で摘んだよもぎや小学校からいただいたつつじを使って染物をしてきました。藍染をやってみたいと思っていた担任は子どもたちと藍の種をまき、育ててみることにしました。藍染の過程で乾燥した藍の葉の匂いや染まった布が空気に触れて色が変化する様子を保育士も子どもたちと一緒に気づき、感動することができました。今回は自分たちが運動会で使うはちまきや育てた蚕の絹糸を染めたことでより興味を持てたのではないかと思います。春からの活動を通して子どもたちはさらに「ほかの植物でも染めてみたい」と染物に興味を持っています。今後も真島の自然や身近な植物を使って染物を行い、自然物の美しさや不思議さを感じていけたらと思います。

ながのしましまほいくえん 長野市真島保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 武田 久江
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1952.4.1
認定日 2019.9.13
区分 保育所
住所 〒381‐2204 長野市真島町真島1425‐1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐284‐3637 
FAX : 026‐284‐3637 
MAIL : mashima-hoiku@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 31人 3歳児 : 14人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ