2021年10月11日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

２．３歳児

ねらい：

身近な生き物に興味をもち、命の大切さも感じながら、触れたり、観察したりする。

「一緒にお散歩に行こうよ」と３歳児に誘われ、「やった！」と喜ぶ２歳児。

さあ、出発です！！

「シロツメ草があったよ！」と保育士と一緒に草花のブレスレット作りの３歳児さん。

「何かいないかな？　おーい！でておいで！」

どんなところもわくわくの発見の場に変身させてしまう子どもたち。

のぞいて見ると、水がある。

「カエルがいるかもよ。だってカエルはお水が好きだもん！」

”んっ？！”　動きが急にとまったＥちゃん。

座わりこんで、じーっと動かない。

まだまだ動かないぞ！

「いた！」「みてみて　いたの！」「先生はやく！」

「よく見つけたね！いた！いた！」と保育士と近づいて観察していたところ・・・

「こっちにもいたよ！」

「ここにも　ほら！」

「ここにもいたよ！てんとう虫」

と、あちらこちらから発見の声があがる、あがる！

みつけたてんとう虫にそれぞれが夢中になっていると、

２歳児さん「これはなに？虫？」

すると、「てんとう虫の赤ちゃんだよ。赤ちゃんだから、そおっとしといてあげて！」と３歳児さん。

お兄ちゃん、お姉ちゃんたちの言葉にそっと見守り続ける２歳児さんたち。

「ぼくの手に登ったよ」

「どんどん登っていくよーまって、まって！」

てんとう虫をさがしたら、黄色い液体に顔をしかめるＫくん。

「あってんとう虫のおしっこだ！」

「洗えば大丈夫だよ」と教えてくれるお姉ちゃん。

今にも地面に頭がついちゃいそうなくらい！

夢中でてんとう虫を追いかけていました。

靴の中に砂が入っちゃったみたい。

お姉ちゃんがみてくれました。

温かい姿に保育士は少し遠くから見守るね！

いろいろんな発見「楽しかったね！」とおもわずつながって帰る長い列車ができました。

午睡後、「てんとう虫いっぱいいたね」と嬉しそうに今日の出来事を話す2歳児さん。

そっと図鑑も出してみると・・・

「これ！これ！見たね」「ぼくも見つけた」「わたしも！」

とお迎えが来るまで図鑑から離れませんでした。

「何かいないかな？」「知っている草花があった」とひとりひとりが身近な自然と会話しながら、夢中になる姿を見るだけで、わくわくがとまりません！

ひとりの友だちの発見の声に、”ぼくも、わたしも探す”と探検がはじまる。

お兄ちゃん、お姉ちゃんが知っていることを教えてくれたり、そっと捕まえようとするのを見て真似て、ちょっと怖いけど手を伸ばそうとする2歳児。

みつけた、触れた、とちびっこ探検隊のわくわくを大切に見逃さずにいたいと思います。