中信エリア
TEL: 0263-62-3954 FAX: 0263-62-6205
2021年10月5日
梅雨に逆戻り?!したのかのように降り続いた雨。
「竪穴式住居どうなってるかな?」と見に行くと・・・
「うわ~!!!水が溜まってるー!!!」とおみくんのその声を聞いて、
みんなもカッパを着て園庭へ向かいました。
「わー!すごい・・・・。」
恐る恐る、確かめるように入ってみたら・・・。
「わっ。深い!」
「どうする?」
「そうだね。水がたまっちゃったよ」
「これどうしよう?」
「お日さま出てきてもダメ(乾かない)だと思う・・・」
「ほら、こんなに深いよ」
「わ~~。」
「屋根がやっぱりいるよね」
「冬まで待って、氷になったら割って出そう!」
色々な意見を出しながら考える子どもたち。でも、いつの間にかシャベルを持ってきて水を汲み出している姿がありました。
言葉も少なく 黙々と水を汲みだす子どもたち。
「全然減ってかない~」
「縄文の人も、こうだったのかな?」
縄文時代の人たちも、家づくりには何日もかけて作っていたことは図鑑を見て知っているこどもたちです。
縄文人も家を作っている過程では雨も降ったことでしょう。昔のことに想像を巡らし、当時の色々な苦労を感じているようです。
「何だか腰が痛くなってきた」
「あっ!」
と、思いついたように倉庫の方へシャベルを置きに行き、
再び戻ってきたおみくんの手には・・・
「見て!二刀流!!」
「おっ、いいね!」
「私も持ってくる!」
他の子達もおわんやバケツに変えてきました。
「バケツの方がたくさんすくえる!」
「よーし、どんどんすくうぞ!」
「何してるの?」「ぼくもやる!」
ひとり、またひとり・・・
気がつくと住居の中には10人以上の子どもたち。
だんだん減ってきた水はバケツでもすくいにくくなってきます。
子どもたちは考えました。
二刀流その2。
「重いな~」「手伝ってあげる!」
少なくなってきた水をバケツで汲むのは難しくなりました。
お玉ですくって、バケツに入れ始めたれー君。
「あ、すごい!」「いいね。それ(お玉)」
「れー君、頭いいね~~~」と感心しています。
みんなで、おたまですくって・・・
じょうろを使ってみたり・・・
手ですくってみたり・・・
“ざーっ”とバケツいっぱいに水を流す感じはとても気持ちがいいようです。
みんなで協力し合い、工夫しながら水を汲み出しました。
しゃがんで立ってを繰り返すうちに、もっと一度に水を汲み出す方法はないか・・・
ありましたありました。
「そっちからだとこぼれるよ」
「ザバー」(自分の方に)
「ほらね」
もう一回もう一回。今度は出入口の方から・・・
そーっとそーっと
成功!!!
「縄文時代はこんなに道具なかったよね・・?どうやっていたのかな?」
子「縄文土器に決まってるじゃん!!」
当然のように応えた子どもたち(笑)。
子「スコップみたいな形の土器もあったのかな~?」
この日は約40分。子どもたちは黙々と穴に溜まった雨水を汲み出しました。
子どもたちの力が集まるとすごい!その中で、
「こうするのはどうか?」「こっちのほうがいいんじゃないか?」
ただひたすらに水を汲み出すことを考えて、工夫しながらみんなで取り組んでいました。
次の雨の日も、またその次も・・・
「やっぱり屋根がなきゃ!」
今度は屋根づくりが始まりそうです。
引き続き、子どもの姿や思いに寄り添いながら、進めていきたいと思います。
まだまだ、竪穴式住居 建設中!
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 塚原理恵 |
運営法人 | 安曇野市 NPO法人 響育の山里くじら雲 |
運営法人代表者名 | 安曇野市長 太田寛 依田敬子(響育の山里くじら雲 理事長) |
園の設立日 | 1974.4.1 |
認定日 | 令和6年3月15日 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-7101 安曇野市明科東川手872-1 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0263-62-3954 FAX : 0263-62-6205 MAIL : hoiku@city.azumino.nagano.lg.jp |
ホームページ | http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/ https://kujiragumo.jp |
定員数 | 未満児 : 12人 3歳児 : 20人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金, 土は他園で実施 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 有 |
園児募集 | 募集中 |
保育者募集 | 要問合せ |