中信エリア
TEL: 0263-77-2393 FAX: 0263-77-2393
2021年9月17日
ある日の給食。
デザートに小玉スイカが出ました。
おいしく食べたその後に・・・子「スイカの種って蒔いたらどうなるの?」
蒔いてみたい!となりました。
保「先生は何を用意すればいい?」
子「年長さんみたいなカップと土!」
毎日優しく水をあげた子どもたち。しばらくすると芽が出てきました。
子「芽が出たよ~!小っちゃくてかわいいね。」
子「すいかさんおうちがきつそうだね。年長さんみたいな白いの(プランター)ほしいんだけど。」
プランターを用意し、植え替えました。
たくさん目が出てきたので畑にも植えることにしました。
プランターはクラスの下駄箱の前に置き成長を楽しんでいます。
毎日見ているので発見も多く、図鑑で調べたり手で大きさや重さを感じ嬉しそうにしています。
ちなみに畑に植えたスイカは…だんだんと大きくなりピンポン玉くらいになり子どもたちは大喜び。
しかし、雨に当たったためか大きくなったスイカが割れてしまっていました。
子どもたちは残念がっていましたが、
「あ!割れているところ、オレンジに見えるよ。切ってみようよ!」
中を見たいから切ってみようという事になりました。
切ってみるとスイカのにおいがして、種があり、色はピンク色でした。
その日の給食のデザートはなんと、大きなスイカ
切ったスイカと並べてみて・・・
「あかちゃんみたいでかわいいね。」
「大きくなるって大変だね。」
と大発見でした。
年長さんみたいにポットに植えた大事な種。少しずつ大きくなる様子をとても興味深く観察していました。
プランターに植えてからも、
子「先生!違う葉っぱが出てきたよ!」
子「先生~葉っぱがギザギザになったよ」
子「見てみて!黄色のお花咲いた。」「いっぱいあるよ。」
畑でも、
「葉っぱ大きくなったね。スイカは…ないねぇ。」
「あ~お花にスイカついてるよ!」
「あれ?こっちのお花にはスイカないよ。なんで??」
「すご~い!小っちゃいのにスイカの線があるよ。」
「お休みのお友だちにも早く見せたいな!」
割れてしまったスイカは虫さんに先に食べられていました。
「あ~~虫さんが食べてる!甘いのかな??」
「先生、他の野菜も種見てみたいよ~。」
という事で自分たちが育てた、ミニトマトとピーマンも切ってみました。
「野菜にはいっぱい種があるね。」と色々な種の形を見たり、匂いを嗅いだりしました。
夏の間、畑できゅうりやナス、ピーマンやミニトマト、様々な野菜を栽培し収穫しました。
たくさん採れて給食にも入れてもらい、とっても喜んでいた子どもたち。
そんな中で興味を持ち蒔いたスイカの種。
種から芽が出てくるという事、スイカの種からはスイカができるという事。
不思議がいっぱいで発見もいっぱいで子どもたちは興味がどんどんわいてきました。
保育士は「どうする?」と聞きながら手伝いをし、次にどうしたいかを子どもたちと相談して進めました。
色々な野菜を栽培してきたから気づいたこと、年長さんの育てている栽培物を見てやり方を真似てみようと考えたこと、お友だちにも見せたいと思う気持ち、小さなスイカを愛おしく思い大事にしたいと思う気持ち。
この活動を通して子どもたちなりに本当にたくさんのこと、思いをを学んだのではないかと思います。
そんな子どもたちの大事な場面や声に寄り添うことができ、保育士も楽しい経験ができました。
まだまだ続く畑活動。次の発見が今から楽しみです。
園の形態 | 普及型 |
---|---|
代表者氏名 | 園長 : 滝沢 真紀 |
運営法人 | 安曇野市 |
運営法人代表者名 | 安曇野市長 |
園の設立日 | 1974.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-8101 安曇野市三郷明盛3365-1 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0263-77-2393 FAX : 0263-77-2393 MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp |
ホームページ | http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/ |
定員数 | 未満児 : 21人 3歳児 : 40人 4歳児 : 52人 5歳児 : 52人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |