土 水 空・天気 人・地域 つくる 竪穴式住居をつくろう!~雨ぼうず編~

2021年8月26日

テーマ:
土/水/空・天気/人・地域/つくる
年 齢:
5歳児
ねらい:
・縄文時代に触れ、その時代の暮らしを知る
・縄文時代に興味を持ち、「知りたい」「やってみたい」と調べたり友だちと協力したりして、住居づくりに期待をもってあそぶ。

活動内容

当園の明科地域は、縄文土器が眠る歴史のある地域です。園舎の下から発掘された「縄文土器」、まだまだ園庭には縄文土器が埋まっているというお話を聞き、実際に発掘された「縄文土器」を市の文化財を管理している方にお話を聞いたり実際に埋まっていた「縄文土器」を見せてもらいました。

 

縄文時代に興味を持った子どもたち。おじいちゃん先生が作った「住居」で縄文の絵本を広げます。

「竪穴式住居って丸とか、四角とか、いろんな形があるんだね」

「えっ!? これで狩りしてたんだ!」

「これは何する道具?」

前のめりになって読んでいます。

 

子ども達のきづき

「竪穴式住居作ってみたいな~」

「どんな形にしよう?」

「四角いのがいい!」

設計図を書きはじめ、実際に大きさをみてみます。

「これくらいの大きさならみんな入るかな?」

 

 

穴が掘りやすくなるために雨が降るといいな・・・

「ほら!あの時みたいに・・・。竹馬やったとき、ズボって沈んだじゃん!」

「あ~、雨降った後だ!」

 

「あ!てるてる坊主作ろう!」

「雨が降るように逆さまにするんだ!」

ただの‟てるてる坊主”ではありません。たくさん雨が降るように真っ黒な布で!

 

 

 

「何作ってるの?」

「雨ぼうずだよ!」

「僕も作りたい!」

 

 

小さい子も興味を持って近づいてきました。

 

 

 

願いが届くようにたくさん作ろうっと!

「あめあめぼうず あめぼうず はやくあめがふらないか こんやはあめにならないかい」♪♪

オリジナルの歌も聞こえてきました♪

 

 

「たくさん雨が降りますように」

 

なんと! その日の降園時間に・・・。

天に願いが届いたようです!パラパラと・・・。

「わーい!」

「やった!!雨が降った!」

「雨ぼうずさん ありがとうございます!」

大喜びな子ども達でした。

事例に対する保育者の思い

「園庭の下には縄文土器が埋まっている」

市の文化課の方にお話を聞いてから “縄文”  について興味を持ち始め、住居や着ていたもの、その時代の暮らしに驚いたり感心したり不思議がったりしている日が続いています。

夢中になって遊ぶ中でも、ふとした瞬間に「縄文の人ってさ~どうしてたんだろう?」、「不思議だなぁ」「やってみたい」「作ってみたい」そんな子どもの気持ちに寄り添いながら、昔の “暮らし” を通して経験を広げていきたいと思います。

これから続くこの遊び。ずっと昔からつながっている人々の営みに触れ自分たちの住む地域に愛着を持ち、故郷を大切に思う気持ちにつながることを願って、子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。

あずみのしりつあかしなきたにんていこどもえん/きょういくのやまざとくじらぐも(にじぐみ いるかぐみ らっこさんぐみ らっこちゃんぐみ) 安曇野市立明科北認定こども園/響育の山里くじら雲(にじ組 いるか組 らっこさん組 らっこちゃん組)

園の形態 普及型
代表者氏名 園長   : 塚原理恵  
運営法人 安曇野市      NPO法人 響育の山里くじら雲
運営法人代表者名 安曇野市長 太田寛  依田敬子(響育の山里くじら雲 理事長)
園の設立日 1974.4.1
認定日 令和6年3月15日
区分 認定こども園
住所 〒399-7101 安曇野市明科東川手872-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-62-3954 
FAX : 0263-62-6205 
MAIL : hoiku@city.azumino.nagano.lg.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/     https://kujiragumo.jp
定員数 未満児 : 12人 3歳児 : 20人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,   土は他園で実施
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無
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