2017年3月2日

テーマ：

人・地域

年　齢：

３～５歳児

ねらい：

・地域にある駒ヶ根青年海外協力隊訓練所のお兄さん、お姉さんと、自然豊かな園庭でふれ合う
・おはなしを聞いて、協力隊の仕事や様々な国に興味や関心を持つ

すずらん保育園の園庭からは、西駒ヶ岳がよく見えます。まだまだ風は冷たいですが、天気の良い日は外で元気に走り回っています。

青年海外協力隊訓練所のみなさんが来てくれたときも、とってもいいお天気で、戸外でおもいっきりふれあいました。

駒ヶ根市には西駒の近くに青年海外協力隊の訓練所があり、数十年前から保育園児との交流を行っています。年に４回ありますが先日、今年度最後、第4次隊の皆さんとの交流がありました。１日目は各クラスに入って子どもたちと自然の中で遊び、２日目は赴任国の紹介をしてくれました。

～赴任国の紹介の場面～

子どもたちは真剣に聞いています

「お姉さんの行く国はベナンといいます。ベナンの国の旗は緑と赤と黄色だよ。緑は希望、赤は太陽、黄色はなんだと思う？」「バナナ！」(正解はお金)

「アメリカはどーこだ？」「ここかな～」アメリカならわかる子もいます。

「お兄さんの行くグアテマラはコーヒーが有名だよ」「コーヒー大好き！」

「その服、何？」「ポンチョだよ」

毎年協力隊の方が来てくれて遊んでくれるので、子どもたちは大喜びです。

そんな仲良くなったお兄さん、お姉さんが国旗や世界地図、民族衣装や写真で子どもたちにもわかりやすいようにと様々な国のお話をしてくれるので興味や関心も生まれてくるようです。お話を聞いたあとは廊下に貼ってある世界地図を熱心に見ている姿がありました。

恵まれた環境で多様な人々と交流ができることは、子どもたちにとって、とても貴重な経験となります。

これから赴任国へ向かう方々のお話は少し難しいところがあっても子どもたちの心に響くようです。

これからも様々な人とふれ合う機会を大切にしていきたいと思います。