2021年8月2日
先月、梅雨の合間の曇り空の日に園庭に出て遊びました。
すると、、、
A児が「はっぱ~」と、保育士に取ってもらった園庭の木の葉っぱを見せに来てくれました。
『ほんとだね、はっぱだ!』近くで見ようとすると
A児「あっ。」
風が吹いて手に持っていた葉っぱが地面に落ちてしまいました。
慌てて拾おうとするA児。そこにまた吹く風。
くるくると舞う葉っぱをA児は追いかけて、拾いました。
拾った後の表情は満面の笑顔。
A児「とんでっちゃったねぇ。」
保育士『そうだね。拾えてよかったね。』
A児「うん!!」
そう言って笑うA児の様子を見ていると、、、
何やら葉っぱの先をつまんで、こんな構えを始めました。
A児「きた!」
何が来たのかと思って見ていると、
風が吹くタイミングに合わせて葉っぱを手から離し、わざと葉っぱを遠くに飛ばしていました。
そして飛んで行った葉っぱをまた追いかけて、
A児「また とんでっちゃったね。」
と言い、にこにこと笑っていました。
保育士「かぜ、きたね」
A児「かぜ、またくるかなぁ?」
一緒に葉っぱを持って、風が吹いてくるのを何度も待ちました。
そのあと、風が吹かなくなると
木の幹にある割れ目に気付き、葉っぱを入れたり筋をなぞったり、
千切って小さくしたり、穴を開けて覗き込み、お面のようにして遊んだり
葉っぱを使ったあそびを次々と発展させていました。
A児「またやろうね。」
保育士「またやろうね。楽しかったね。」
雨の合間に見つけた遊び方でした。
・葉っぱの存在に気付き、自分の手で触れたいと感じる。それを保育士に頼んで取ってもらうことができた。
・風が吹いた時に葉っぱが飛んでいくことに気付く。
・葉っぱを追いかけることを楽しいと感じる。
・葉っぱに触り、千切れることに気付き、自分の手で千切って遊ぶ。
・またやれるという、次への期待を持って遊ぶことができた。
・「葉っぱを取ってほしい」という自分の意志を表示することができ、保育士と子どもとの信頼関係も築けていると感じられた。こういった事例を繰り返すことで、今後も自分の意志を安心して表すことのできる子になっていってほしい。
・自然に触れながら発見し、遊ぶ姿を見て、子ども達の発想力が築かれていくと感じた。
・触る、飛ばす、千切る等様々な活動を子ども自身が確かめながら遊ぶことで、試行錯誤してまた新たな発見に繋げられるよう見守っていきたい。
・「またやりたい」という子どもの期待の気持ちを大切にし、実現できるよう援助していきたい。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 宮田 やちよ |
運営法人 | 長野市 |
運営法人代表者名 | 長野市長 |
園の設立日 | 1949.7.1 |
認定日 | 2018.10.31 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒380‐0803 長野市三輪1‐2‐8 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026‐241‐7894 FAX : 026‐241‐7894 MAIL : yanagimati-hoiku@city.nagano.lg.jp |
定員数 | 未満児 : 57人 3歳児 : 41人 4歳児 : 41人 5歳児 : 41人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土、日 |
基本開所時間 | 7時30分~19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |