2021年7月24日
保育所近くの森沢へ散歩に出かけたとき、道端に一本の桑の木を見つけ、そこで桑の実を食べた子供たち。中には桑の実を知っていたり、食べたことがある子どももいるがほとんどが初体験。その木は小さかったため、一人二粒ほどしか食べられなかったので、次は大きな桑の木がある所へ出かけることにしました。
一人の子:「あっ、さくらんぼがある。」と言って、桜の木を見つける。
他の子:「えっ!、どこ?」
保育士:指をさして「ここにあるよ。」
子ども:「わっ、ほんとだ―。」と見上げて他にもないか探す。
村道から草むらに入って行く途中にも、梅の実が落ちていて、お散歩バックと呼んでいる牛乳パックで作ったお土産を入れる入れ物に拾っていきます。
ノゲシの綿毛を摘んでは、吹いて飛ばして遊びます。
ムシトリナデシコも咲いており、茎の所を触って
子ども:「ベタベタする―」と言って、みんなで確かめます。
いよいよ、目的の桑の実。以前、散歩で見つけた木よりもずいぶん大きいため、
子ども:「おっきいな―!」 「でかっ‼」と、驚きの言葉。早速、桑の実を採りました。
採りたての桑の実をパクパク。
子ども:「あまい」 「おいしい」と言って食べます。手も舌も紫にして食べる子どもたち。
下に落ちている実は食べないように拾い、実がつぶれないようにカップの容器に入れて、お土産にして持ち帰りました。
後日、改めて集めた桑の実を使って色水作り。草や花びらで色水作りをしている子どもたちは、どんどん作っていきます。
以前、制作で色染めをしているので、保育士が和紙を用意すると、桑の実の色水に染めて模様作りを楽しみました。
見慣れた景色も改めて歩いてみると、色々な発見もあり、行く所々で立ち停まっては楽しみを見つけていた子どもたち。目的地に行く道中も素敵な楽しみがありました。
桑の実を採る際に「黒いのが、おいしいんだよね。」と言いながら、前回の散歩で学んだことを活かして採っていました。
色水作りでは、潰すときの感触を楽しんだり、色染めをするときは濃く染まるように、水の量を加減しながら作っていました。
四年前に桑の木の場所を知り、是非、これを子どもたちに体験させたいと思い続けて実現したのは今年。一昨年、昨年と計画するものの、実のなりが悪かったり、天候や出かける時期が上手く合わず、出来なかっただけに今年出来て良かったと思います。
目的地は旧保育所方面で、徒歩30分くらいの所ですが、着くまでに50分近くかかりました。保育士が思っている以上に、子どもたちは楽しみを見つけるのが上手ですよね。そんな楽しみも十分満喫出来るように、時間の余裕や環境作りが大切だと改めて思いました。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 保育所長 : 松下剛樹 |
運営法人 | 根羽村 |
運営法人代表者名 | 根羽村長 |
園の設立日 | 1970.4.1 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒395‐0701 下伊那郡根羽村149 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265‐49‐2152 FAX : 0265‐49‐2152 MAIL : nebahoikusyo1107@mis.janis.or.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土、日 |
基本開所時間 | 7時30分~18時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |