2021年6月28日

テーマ：

土／植物・生物／水

年　齢：

4歳児

ねらい：

・田んぼにいる生き物に興味関心をもち、つかまえるおもしろさを味わう
・おたまじゃくしの成長を楽しみにする

園庭の横の田んぼにおたまじゃくしがいることを発見し、毎日大きくなる姿を興味津々に見る子どもたち

とても良いお天気の中、待ちに待ったおたまじゃくしとりに行きました。

泳ぐのがとても上手なおたまじゃくし…とるのが難しい様子ですが、夢中になってとっています。

夢中になりすぎて田んぼにドボーン…「落ちちゃった…ぬ、ぬけないよー」

初めはみんな苦戦。一匹とるとコツをつかんで何匹もとるお友だちもいました。

「やったぁー！つかまえたよ！！みてみてー」

「あ、お魚みたいのがいる」「大きいカエルがいるよ！おたまじゃくしのお母さんかな」

「トンボのあかちゃんもいる」「貝みたいなのもいるよー」とおたまじゃくし以外にもドジョウ、トノサマガエル、ヤゴ、タニシを見つけて大喜び

自分でつかまえたおたまじゃくしを嬉しそうに観察し

「おたまじゃくしかわいい～、目がくりくりしているよー」

「背中は黒いけど、おなかは白いよー」「お魚みたいなのひげがついてるー」

「こうやってシャッってやるととれるよー」お友だちにコツを教え合う姿も…

帰りぎわペットボトルで作ったお散歩バックが太陽の光でキレイに輝いて地面に映っていることを発見し

「わぁーキレイ！」「おたまじゃくしも喜んでいるねー」と大満足の子どもたちでした。

その日、それぞれにはりきってつかまえたおたまじゃくしを、ほとんどの子が大事そうに持ち帰り、

「今日もおたまじゃくしさんにエサあげてきたよー」

「わたしのおたまじゃくし、おたもちゃんなのー」とお家でも大切に育ててくれています。

そんな子どもたちの気持ちに寄り添ってくれるお家の方にも感謝しつつ、園でもおたまじゃくしから足、手がはえ、しっぽがなくなっていく様子に注目しながらお世話をし、小さな生き物でも大切な命があることを感じてもらえる経験になればいいなと思います。