2021年6月24日

テーマ：

植物・生物／人・地域

年　齢：

3歳～5歳児

ねらい：

・親子で保育園の周りの自然、地域を知ろう。
・身近にいる田畑の生き物を探そう。

土曜参観日がありました。今年は、日頃子ども達が遊ばせてもらったり、田畑作りを体験させてもらっている、矢澤のおじいちゃんのたんぼと矢澤産業さんの広場、そして散歩道中をおうちの方に知ってもらいたいと思い、親子で地域を歩くことにしました。

オリエンテーリングの地図を持ち、お題に親子でチャレンジします。

ミッション　田んぼの中の生き物を5匹みつけて名前を考えよう・・・。

親子で田んぼの中をよ～くよ～く見つめます。

「あっ！いた」子どもの指さすほうへお父さんも目を向けてくれます。

「あそこ、ほら！」お母さんの指さすほうへ子どもが目を向け一生懸命見つめます。

生き物を見つけたらお父さんに名前を書いてもらいます。

5匹がなかなかみつからないんだよ～！

「いたよ！ほら！」と手にとってくれたお母さん。さわれない年少さんはお母さんの手に手を添えて見ていました。

なかなか見つからないときは田んぼをのんびり一周するのも楽しいよ。お父さん独り占め

「この虫の名前は？」見つけると大人の方が夢中になってしまうようです。少年時代に戻ったかな？

矢澤のおじいちゃんも顔を見せてくれ、いろいろお話をしてくれました。

オリエンテーリングの合間にパパたちも、ママたちもちょっと休憩。

そしてお近づきに・・・

先日、自分たちで植えたサツマイモの苗に水やりをしました。

これもミッションの1つです。

いつもの散歩コースを歩いて、矢澤産業の広場に行きます。

しかし、途中の四辻では、棒を倒し、倒れた方向へ進みます。

近道コース、ちょっと遠回りコース、う～んとがんばりコース・・・運命は？子ども手に

柔らかい草がいっぱいの広場で、お父さんやお母さんと寝そべってみた！

「きもちいい～～～！」

「ママ。大好き～」

ミッション！もみ殻と野菜クズや皮を使って有機肥料を作る機械の名前は・・・？

中をのぞいたり、マークをみたり・・・

お米も野菜も全部無駄なく使えるね。

正解は「はらぺこくん」です！

・いつもは友だちと一緒に出掛ける田んぼや広場も、おうちの人と一緒に目を凝らしてみることで「あ！いたね」「みて、みて・・・！」「ほんとうだ」という発見や驚き、喜びを伝える声、そしておうちの方から共感の声が聞かれた。

・おうちの人は見つけると、真剣に名前を調べようとしてくれるので、生き物や花の難しい名前、珍しい名前を知ることが出来、子ども達からその名前を伝えようと悪戦苦闘するかわいい声が聞かれた。

・日々はあいさつ位しか接点のない地域の方々もいらっしゃるが、改めてあいさつに伺ったら地域のいろいろな話をしてくださったり、温かい言葉をかけてくださった。

本当にありがたく、このようなお気持ちで日々見守ってくださっていると思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

また、保護者からも子ども達が日頃地域の中でどのように遊び、触れ合っているのかを一緒に体験して知ることができた。どれだけ地域に支えられ育てられているのかを感じた。ありがたいという声が多く届いた。

・保育園は地域と子ども、保護者をつなぐ大事な役割を担っていることを改めて感じた。