2021年7月9日

テーマ：

水／空・天気／人・地域

年　齢：

5歳児

ねらい：

・雨を音や気温など体で感じる。
・汚れや濡れることを気にせず雨を感じながら楽しむ。

遠足は雨天の為、室内での活動になりました。

年少さんと一緒にこいのぼりくぐりや玉入れを楽しんだよ。

「年少さん見ててね~！！」

「今度は僕たちの番だ！」(年少さん)

楽しく遊んだけれど、やっぱり遠足に行きたかったな・・・。

「遠足行きたかったね。遠足みたいに外にで遊びたいよね、でも雨だよ。どうすればいい？」

「せんせい！カッパ着ればいいじゃん」朝着てきたカッパがあることに気付いた子どもたち。

よし、行こう！

カッパのない子どもたちには、即席で作ったごみ袋のカッパも素敵でしょ！

園庭はもはや川みたいだ！長靴だから大丈夫！

もう濡れても平気！

走れー走れー！楽しいな～

「長靴の中まで水が入っちゃったよ」

雨でもカッパを着れば外に出れることに気付いた子どもたち。

カッパがない子たちも「ないんだけど、出たい」という思いを伝えることができました。

保育士が「濡れるかもしれないけど、作ったカッパあるよ」との提案に

「それでいい！」と着てみると「軽いね」「ちょっとあったかいね」

など感じながら外に出ることができうれしいようでした。

カッパに当たる雨に「なんかバチバチうるさいね」と思ったよりうるさく感じたり

「ん？なんて言ったの？聞こえない」と耳がふさがれることで聞こえにくいことも

感じたようでした。

手作りなのでちょっと濡れる量も多いけれどけど、工夫して作れることも知ることができました。

長靴から大量の水が出てきました。

「濡れた靴の中に新聞紙を入れるんだよ。お家でやったことあるよ」

思い切り、雨の中、園庭で遊べて満足したのか、最後の濡れた靴の処理まで楽しそうでした。

「たのしかったなぁー」

雨天の為、室内での活動を楽しんだけれど、それでもやはり遠足に行きたかったという思いが、子どもたちの中に見られました。保育士の思いの中にも、雨の中をカッパを着て歩くことや遊ぶことも今しかできない経験と、登園時に保護者からカッパを預かっていました。しかし、どこか迷いがあり一歩踏み出せずにいましたが、子どもたちの表情を見て決断できました。

遊ぼうと決めたからには、保育士もカッパを着て一緒に水たまりに入りました。そんな保育士の姿を見て、子どもたちも安心したのか、ダイナミックな遊びを始めました。

最後の園生活での雨の日の遠足。

大きくなっても思い出として残っていて欲しいなと思います。