2017年2月3日

テーマ：

水／空・天気

年　齢：

４歳児

ねらい：

身近な自然環境に興味や関心を持ち想像を広げながら遊ぶことを楽しむ。

先日、屋根の雪下ろしをしていただき園庭に落ちた雪を重機で寄せてもらいました。

すると、そりができるとても良いコースが出来上がっていました。

それを見た子ども達は大喜びで、「すごーい！！」「どこまで滑れるかな」と嬉しそうに遊び始めました。

園庭の真ん中にある大きな雪山には雪が積もり、早速ジャンプ！！

「フカフカで気持ちいい～」と言いながら横になっていました。

新雪ならではの気持ち良さを味わった子ども達です。

雪山に向かって歩いていると、「うわっ！！」という声と転んでいる子どもの姿・・・

どうしたのかと近づいてみると、ツルツルして滑る所がありました。

それは、重機が入り雪を寄せてくれた時にできた滑る所だったのです。

それを見つけた子ども達は興味津々！！

「なにこれ～」「滑っておもしろい」「もっとあるかな～？」と他にもあるか探し始めました。

雪を払ってみると所々ツルツルしている場所が出てきて、「こっちにもあったよ！！」と沢山見つけることができました。

その上に乗って滑ることを楽しんでいるうちにここをスケートをする所になり、「スケートランド」という名前も決まりました。

うまくバランスをとりながら足を滑らせてみたり、「ジャンプもするんだよ」といいながらやってみたりしていました。

そんな様子を見ていた周りの子ども達も「何があるの？」と寄ってきて一緒に探したり、滑ってみたりと楽しんだ雪遊びでした。

部屋に入る時間になると、「明日もスケートランドできるかな？」「残ってるといいね」と心配しながらも明日も出来ることを楽しみにしている様子です。

最初に滑る場所に気付いた時は危ないと思い、「気を付けて遊ぼう」と声を掛けようかと思ったのですが、子ども達はなぜ滑るのか、どうしてこうなっているのかなど疑問を持っていたので、声を掛けず少し様子を見守ることにしました。

そのうちに遊びに繋がっていき、滑るからスケートができるということになり楽しむことができました。

滑って転んだら危ないとも思いましたが、子ども達は上手にバランスをとったり、転んでしまっても次は転ばないようにと考えている様子が見られ、改めて子ども達の気づきや発見の素晴らしさを感じました。

これからも、子ども達が興味や関心を持っていることを見逃さずに受け止め、より遊びが楽しめるようにしていきたいと思います。